清洲橋

隅田川を遡上し、清洲橋に到着。橋の上面は整備中のため、橋底面の写真が主になります。ダンパーなどの耐震構造がかっこいい!

清洲橋の吊鎖素材

高マンガン鋼:炭素鋼にMnを12%前後加えた合金鋼。

炭素鋼は、常温でフェライト(体心立方格子)相が、高温でオーステナイト(面心立方格子)相が安定している。これに対しオーステナイト形成元素のマンガンを添加し、常温でオーステナイト相を安定にしたのが高マンガン鋼。靱性(材料の粘り強さとも言い換えられる。対義語 脆性 )と耐摩耗性が求められる用途に向く。加工硬化が著しいという特徴のため切削性が悪い。高マンガン鋼は主に鋳造品に利用される。

脆性破壊とは弾性変形を越えた応力によって、固体材料の原子結合が切断されるために起こる破壊現象。金属は塑性変形する。結晶は原子間結合力を超える力が加わると分離し脆性破壊する。

固くて脆い炭素鋼にMnを加えると常温でも脆性破壊しにくくなる。

清洲橋の吊鎖(ツリグサリ)に使用された低炭素マンガン鋼をデュコール鋼(英海軍が開発した軍艦用鋼材)という。

清洲橋のモデルはケルンのヒンデンブルク橋(下の写真)

https://anicursor.com/koeln_hindenburgbruecke2.jpg

構造形式 – 自碇式鋼鉄製吊り橋
橋長 186.3m
幅員 22.0m
着工 大正14年3月
竣工 昭和3年3月
施工主体 東京市復興局
設計 鈴木精一(意匠面では建築家の山田守や山口文象(岡村蚊象)の関与があった)
橋桁製作 神戸川崎造船所

自碇式吊り橋:メインケーブル(清洲橋の場合はアイバーチェーン)の端をアンカーブロックではなく橋桁に固定。

アイバーチェーン↓↓

橋の歴史物語 | 橋 | 建設博物誌 | 鹿島建設株式会社

8/7現在、修復中。

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