火散布

難読地名の宝庫、浜中町周辺。

火散布、これどう読むでしょう。ひちりっぷ、と読みます。音がいい。ただ、ヒチリップにあててある漢字が火散布と少し物騒。花火や焼夷弾や火炎放射器のようなものを想像させる。アパッチにのって「うぇーっへっへ!見てみろよ、グエッフェッフェッ」的なものは意味せず、漢字列は音声の代用であるのみで、原意を反映しておりません。

ヒチリップは「ほりだすもの あさりがとれるところ」というアイヌ語の意味で、実際に今もアサリが採れる、風光明媚な漁業中心の静かな町です。

火の付く地名は少ない気がします。埼玉の野火止用水とか、不知火(しらぬい)がありますね。

■散布・・・ちりっぷ ほりだすもの、→あさりがとれるところ

周辺にはチリップ地名がいっぱいある。

■火散布・・・ひ・ちりっぷ 大きい貝 

■藻散布・・・もちりっぷ モ=小さい

■渡散布・・・わたらちりっぷ=海に小島が浮かんでいる場所

正直なところ、漢字のイメージに従いヒチリップに立ち寄りました。火散布は浜中町の西にあります。

河口に丸い浮きが列を成して浮いている、きれいだなと思って車を停めた。目の前に昆布の山!コンブ漁の真っ最中で忙しそうです。

丸いウキと昆布とに関係があるのかな。と待っていると。

漁師さんがやってきて海中のかごをひろいあげる。昆布が入っているのだろうか。全くわかりません。

岸辺に転がっている同じ網カゴ。

海側から内陸側を見る。火散布沼がみえる。ヒチリップトーと読むのかな。

採れたての海藻の色って海苔もだけど、やや赤いんよね。おそらくこの後浜辺に干すのでしょう。火散布昆布。コンブも元はアイヌ語。ガイドブックなどを見ないで適当に行く所を選ぶのも良いものです。観光地化されていなくて、長閑で良いところでした。

「火散布沼(霧多布からバス25分)は、1.5キロの水路で太平洋に接する海跡湖。周囲15km、面積2.9k平方m、最大深度3mで、周囲は30~60mの海岸段丘に囲まれた静かな湖。アサリが多く、ワカサギも釣れ冬は白鳥の越冬地となる。藻散布沼は、(霧多布からバス35分)火散布沼から厚岸寄りに海岸段丘をひと山越えたところにある0.5k平方mの小さな海跡湖。太平洋に接する部分が漁港部で、火散布と共に昆布漁が盛んに行われている。タンチョウ鶴も営巣し、冬は白鳥の越冬地となる。」 https://www.jalan.net/kankou/spt_01663ab2030004281/

コメント

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