藻鼈川もべつがわ 鴻之舞こうのまい

羽田。ラウンジに美味しそうな酒が。しかし、到着後レンタカーなので断念。「青汁に牛乳を混ぜて!」とあり、飲んではみたが「不味い、モウいっぱい」にならず(コッソリ残した)。

紋別空港に到着。ゆく先々の北海道の人に、紋別に空港があるの?!と聞かれるぐらいマイナーな空港。ここを起点に徘徊を開始。

オホーツク紋別空港でレンタカーをかりて出発。SUBARUインプレッサG4。快晴。北海道の空気は気持ちがいい。気分が高揚。着いたばかりで嬉しくてなんでもない景色をウキウキして撮っているうちに内陸に行く時間がなくなった。

名も知らぬ公園。

やがて紋別の街に到着、藻鼈川(モベツガワ)は紋別の語源で、モ・ペッ(静かな川)から来ている。河口が気持ちよかったので道草。

藻鼈(モベツ)川河口 カラフトマス釣りの名所らしい。
藻鼈川河口
藻鼈川上流方向、この28km先の山の上に鴻之舞、こうのまいがある。
藻鼈川河口より湧別・網走方向

藻鼈川上流の鴻之舞鉱山では特に金がとれ、東洋一であったとのこと。閉山まで73.2トンの金を産出した。ちなみに現在の日本一は菱刈鉱山(鹿児島)で1985年の出鉱開始以来242.2トン(2019年3月末現在)の金を産出。

日本の主要金山の産金量

順位鉱山名所在地産金量(トン)備考
1菱刈鹿児島242.2稼行中
2佐渡新潟82.9閉山
3鴻之舞北海道73.2閉山
4串木野鹿児島55.8休止中
5鯛生大分37.0閉山
6高玉福島29.6閉山
7山ヶ野鹿児島28.4閉山
8千歳北海道23.0閉山
9大口鹿児島22.5閉山
10持越・清越静岡20.9閉山

(2019年3月末現在 図表を住友金属鉱山HPより引用)

鉱山の街、鴻之舞にはかつて人口1万人を超える街があった。旧上藻別駅逓所が保存され当時の面影をのこしているとのこと。閉山後街は廃墟となっているようだ。住友金属鉱山(以下住金鉱)が開発した鴻之舞には大山祗神社がある。大山祗神社といえば瀬戸内に浮かぶ伊予国一宮で、村上水軍の氏神でもある。住金鉱が愛媛新居浜の別子銅山を開坑した際に大山祗神社から勧請して別子に大山祗神社を建てた。瀬戸内の大山祗神社と住友金属鉱山との関係はこのあたりからだろう。

ちょうど北方漁業や根室航路を発展させた高田屋嘉兵衛が香川の金比羅様を根室に建てたように、内地の神々が開発した人々とともに飛んできて斑状に存在するのが面白い。

駅逓所は北海道独特の交通網の拠点で、馬と人が泊まれました。人馬レンタルサービス、貨物のトランスポーター、ポストオフィスやデリバリーなどの業務を担いました。だから駅+逓なのです(昔郵政省を逓信省と呼称した)。

銅山といえば鉱毒がつきもので、ここでも精錬が高度になると鉱毒問題が発生し、紋別沿岸の漁業に携わる人との間に補償問題が生じたようです。

今回は時間がなく行けなかったので次回行ってみようと思っています。

鴻之舞金山と旧上藻別駅逓所
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鴻之舞金山

コメント

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