海は深いほど冷えにくい。浅いほどよく冷えて凍る、したがって浅いオホーツク海にしか流氷ができない


紋別市内、北海道立オホーツク流氷科学センターの、-20度厳寒体験室。吹いたシャボン玉が即座に凍ります。 触るとオブラートみたいにクシャッと潰れる。

流氷はアムール川産です(つまりロシアの淡水)
海は深いほど冷えにくい、浅いほどよく冷えて凍る(オホーツク海)
ので、流氷は、浅いオホーツク海側にしか出来ない。これを説明するのが上の図。水深の深い太平洋では、対流する時間が長いので海水の氷結温度-1.8度になる前に春が訪れるので氷ができない。一方でオホーツク海では、深層は塩分濃度が高く、この層と、表面の塩分濃度の低い層とが混じり合わず、50mの浅い層だけが寒風にさらされて氷ができる。
秋のうみには流氷がないので、ダラダラしているガリンコ号

冬に備えてのんびり佇む砕氷船ガリンコ号。
紋別港の船たち
北海道の港は独特の形の漁船がいてカッコイイ。以下の写真にピッタリのBGMをご用意しました。













かたは古いが、時化には強い。
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