北方領土まで歩こう会で鈴木宗男さんに出会った

納沙布岬のオーロラタワー

後出するマラソン大会のゴール地点

根室で迎えた朝。根室半島の先端、ノサップ岬へ。

雨天、日本最東端で一番早い日の出は拝めず。間近にある北方領土すら、霧に隠れて影形も見えず。北方館で北方領土問題について学んだ。柱状節理によって面白い割れ方をしている磯や納沙布岬灯台を見学。

これがオーロラタワー、目前なのにガスでみえないのだから、北方領土を遠く望むべくもなかった。

地元の漁師の妻がかつてオーロラタワー展望台にのぼり、携帯無線機で沖合の夫らにソビエト連邦側の警備艇の接近を知らせた。「戸締まり用心、火の用心、一日一善」でおなじみ笹川良一さんが北方領土返還運動の象徴としてタワーを建設。また、船外機を強化した800馬力の「特攻船」で、監視の目を掻い潜って操業するヤンチャな漁師さんもいたらしい。レースボート並みの馬力でハイオクガソリンを使用、ソビエトの監視船に拿捕されたり銃撃にあい命を落とす人もいた。

ふと、笹川会長の日本船舶振興会、そしてレースボートなどの映像が頭の中で有機的に結合した。レポ船(レポート船)と言って、ソビエト連邦に情報を伝える代わりに操業を黙認されるものもあった。糧を得るためには何でもありだったのだな。

国境で漁をする人のリアルと、国としての国際政治の立場からの物言いとの差

地元の人は安全に操業ができれば良いというリアルな点に立脚する。危険な国境で糧を得る立場と、国境を政治で考える人との温度差はあるようで、根室の骨組みが少し見える感じがする。根室のスナックの漁業関係の客の言葉を思い出す「漁ができれば国なんてどうでもいい」。私はなんちゃってではあるが愛国者なので、ちょっと考え込んでしまった。

国境という場所はリアルな現場だ。海に生きる人や国境で糧を得る人は、国について各自で考え、思想に凝り固まらずむしろ風向きで如何様にも帆の向きを変えるような柔軟さがある、それを持っていないと務まらないというべきか。利に聡く安全を優先する。要は命がけ。

それを捉えて節操がないという言い方もできるが、それは安全な場所で暮らす人々の寝言なのかもしれない。海上では自然の変化を察知し即応することが身を守ることに繋がる。凝り固まった考えでは動きが鈍くなる。

北方四島住民の子孫の方に教わって貝殻島産の棹前元昆布をノサップ岬の店で購入。貝殻島は納沙布岬からわずか3.7km、いまはロシア管理下に置かれている。現在民間協定により4-9月の4ヶ月間、入漁料を払って昆布漁が行われている。

納沙布 請望苑のHP

北方領土まで歩こう会の開催日に遭遇、マラソンしている鈴木宗男さんに偶然出会った

ノサップ岬の見物を終え、根室に向かう途中、小雨ふるなか市民マラソンに参加されている鈴木宗男先生を見つけた。休憩所で一息つかれているところにお邪魔して、お願いして一緒に写真を撮っていただいた。写真を乗せるわけには行かないので選挙ポスターを。ハスキーボイスで誰にでも同じ様に接する気さくないいおじさん!青と白のジャージで若々しかった。当日、北方の島までの距離を想定して市民マラソンが開かれていた(下記ポスター 内閣府委託事業)。鈴木宗男さんは地元の人への実績があり層を問わず人気があった。ただ、外務省の対ソビエトロシア方針と相容れず、一度スキャンダルで失脚し、最近国政に復活している。

根室港に着くと、北方領土での交流を終えて帰国した高校生がエトピリカ号から降りてくるところに遭遇。根室の看板はすべて「返せ」と言っている、その一方で根室では地道な交流もしている。

北方領土だったかでやけどをしたロシアの男の子を日本の医療機関で助けたこともありましたっけ。

北方領土問題について不勉強を恥じ、現在歴史から勉強しています。戦争で取られたというところから発するべきか、平和条約がない限り国境は確定していないという立場に立つべきか難しいところです。ロシアが持ってたところでどうせ開発できやしないんだからさっさと返しやがれ、ロスケと思います。

コメント

  1. […] 北方領土まであるこう会  宗男さんにあった 根室港の石畳 オオセグロカモメの幼鳥 根室港 根室の金毘羅様 根室名物 エスカロップ 根室から浜中町の難読地名 霧多布岬 浜中町 […]

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