プリズンホテル

浅田次郎 プリズンホテル読書中、不明の用語など調べてメモ書き。

一巻

シキテン・・・「博徒の修行はシキテンからだp241」見張りのこと、敷地を展望の略

カワサキW1・・・「OHVバーチカルツインエンジンを搭載した伝説の名車だp244」

カワサキ W1 初期(1966年)走行動画 W1SA乗りがダブワンサウンドに酔う!! 生涯忘れられない絶好調車両【KAWASAKI W1 1966 RIDING VIDEO】

霊媒・・・「不成仏霊はいつだって霊媒を探しているのですp256」 超自然的存在(霊的存在)と人間とを直接に媒介することが可能な人物のこと。類語、市子(いちこ)、巫女(ふじょ、みこ)、巫(ふ、かんなぎ、こうなぎ)、神子(かみこ、こうし)、霊能者、シャーマン、イタコ、お神薙ぎ(男性の巫  覡とかく)

露台・・・バルコニー、ベランダ、テラス

奉書焼き・・・「柚子の香りたちのぼる奉書焼きp265」魚を奉書紙に包んで焼く料理。奉書はクワ科の楮を主な原料にした高級和紙のことで殿様の上意下達公書に使用されたことから「奉書」。

白髪三千丈・・・李白の「秋浦歌」。「縁愁似箇長(うれいによりてかくのごとくながし)」と続く。「積もる愁いに伸びた白髪の長さは、三千丈(約9キロメートル)もあるかのように思われる」。

錦繍あやなす紅葉・・・錦繍 ①錦(にしき)と刺繡(ししゆう)をした織物。 「 -の帯」 「綾羅-」②美しい織物。立派な衣服。 「身に-をまとう」③美しい紅葉や花をたとえていう。 「秋の野山を-で彩る」④うるわしい字句の詩文のたとえ。

二巻

照顧脚下(しょうこきゃっか)p14・・・禅寺の玄関には「照顧却下」と書いた札が掲げてあることが多い。自分の足元をよくよく見よという意。もと禅家の語で、他に向かって悟りを追求せず、まず自分の本性をよく見つめよという戒めの語。転じて、他に向かって理屈を言う前に、まず自分の足元を見て自分のことをよく反省すべきこと。また、足元に気をつけよの意で、身近なことに気をつけるべきことをいう。「脚下」は足元の意。転じて、本来の自分、自分自身。「照顧」は反省し、よく考える、また、よくよく見る意。

一天地六・・・「鶴と亀との相生に、極楽往生いたすのもようござんしょうが、一天地六の賽の目次第に罷りますのも、また乙なもんでござんす。p16」天寿を全うして往生するのもよいでしょうが、一か八かの運任せの生き方も乙なものでございます!一天地六はサイコロのトイメン。

御一統・・・「御一統さんへ、旦那さんへ。そいじゃとくとくめえりやす。御厚誼恩情こうむりやして、地獄にせえ極楽にせえ、てえしたちげえはござんせん。」=御一同様

くちなし・・・「まるで闇夜に咲くくちなしの花のようだ、と僕は思った。p28」クチナシ(梔子)「薄月夜 花くちなしの 匂いけり」正岡子規。

ゲソつける・・・「えー、遠路はるばる、ようこそおいでくださいやした。当ホテルにゲソつけられましたお客人は身内も同然。誠心誠意、命がけで尽させていただきやすp39」げそをつける=入会する。仲間に入った者が親分の下に籍をおくこと。同居して厄介になる、世話になる。「つける」は着けるの意、「げそ」は履物。

カチコミ・・・「情報収集には万全の配慮をいたしてはおりますが、不慮のガサ入れ、突然のカチコミの際は、当館係員の指示に従ってくださいp48」カチコミ 家宅捜索に入る。ヤクザの「カチ込み」は抗争で発砲などすること。

ヤマを踏む・・・「そうだな、カタギの方とおっしゃっても、当館をお選びになった以上はどんなヤマを踏んでいらしたとも限らんしなp50」主に警察や犯罪者などが遣う隠語「犯罪を実行する」こと。

至誠通神・・・「鴨居にさりげなく架けられた槍。「至誠通神」の額p84」。「至誠」いつわりのない誠実さは必ず神に通じ、必ず良い結果をもたらす(『中庸』(第24章)の「至誠如神」)。吉田松陰は至誠通「天」と言った。

白皙・・・「白皙の学究人の趣きだがp86」①しろい。色が白い。「白皙」 ②なつめ。実のならないなつめ。「白皙、金髪、碧眼」というように「白人」を表現する言葉でもある。

ダンビラ・・「俺ァ毎日ハジキ抱いて、抜身のダンビラ握ったまんま、朝までうつらうつらしていたもんだp86」段平、幅広の刀。ブロードソード。

代紋/おひけえなすって・・・「代紋ちげえの旅人さんとお見受けいたしやす。こうして一つ宿にゲソ並べましたのもなにかのご縁、まずはお控えなすっておくんなさんしp88」代紋、やくざの一家を表す紋章。おひけえなすって≒「挨拶させてもらいますから聞いてください」

日本タバコ産業HPより引用

雁首・・・「(中略)雁首揃えて、はいどうぞとさしだしちまうなんてよp96」何人かの人が首を垂れてかしこまっていたり、いっしょに行動したりするさまをやや軽蔑(けいべつ)していう言葉。卑下したり悪態をつく時に使う。「雁首」はキセルの頭のたばこを詰める部分の意。形が人が首をうなだれている様子。人の首・頭の意。

コメント

  1. agehamodoki より:

    キセルは時代劇に出て来るヤクザの親分さんの必需品でしたね。
    両端が金属製なので「キセル乗車」はここから来てました。
    タバコそのものが目の敵の今では不用品だけど
    風情があるように思うのは変でしょうか?
    来年も時々お邪魔しますのでよろしくお願いします。
    どうか良い年をお迎え下さ~い。

  2. よっちゃん より:

    コメントありがとうございます。
    キセル乗車の語源を知りませんでした、なるほど!
    吸い終わってコンコンと打ち付けるのを時代劇でよく見ますね。
    粋でカッコいいと思います。
    昔は羅宇屋がキセル掃除に来てたという話を聞いたことがあります。
    来年もどうぞよろしくお願いいたします。
    では、どうぞ良いお年をお迎えください。

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