月のおさがり

ビカリアという巻き貝があります。これが地層から出てきたら時代と環境がわかります。

Vicarya japonica
Vicarya japonica(大阪市立自然史博物館)wikipedia

時代としてはこいつがでてきたら新生代第三紀の始新世から中新世。時代特定用の化石を示準化石といいます。

生息場所から、こいつがでてきたら熱帯と亜熱帯の汽水域と推定されます。日本も熱帯 – 亜熱帯気候だったので、日本各地でビカリア化石が示相化石として利用できます。ここ、山なのに汽水域じゃったんじゃ、などと。示相化石とは、生息場所の状態(相)を示す化石という意味です。アサリが出れば浅い海、ホタテが出れば深めの海になります。

まとめるとビカリアは新生代の汽水域にすんどった、ということです。ゴキブリとかクマムシなんかはずーっと存在しているので示準化石にはなりえません。

内部がケイ酸で置換されたものを「月のおさがり」といいます。風流な名前です。ネーミングした人のセンスがいいですね。カタチがコロネみたいです。下記リンクに月のお下がり画像。

これまでの表紙化石

どこかの博物館で撮った写真↓

もうちょっと調べると「おさがり」はウンコの意味だとわかりました。鳩の「爆弾」と言ったりしますが、おさがりなんていい言葉があるんですね。ネーミングした人はほんとセンスがいいです。確かにマキグソシェイプです。

ねえちゃんのおさがり(≒ウンコ)、お父さんのおさがり(≒ウンコ)、おさがりの習字道具、フフフ(笑)

三省堂 大辞林 おさがり【御下り】
①神仏に供えたあと、下げた飲食物、②客に出した食物の残り、③年長者や目上の人からもらった使い古しの品物。お古。④(「御降り」と書く)正月三が日に降る雨や雪。 [季] 新年。 《 -になるらん旗の垂れ具合 /夏目漱石 》

月のおさがりのことが書いてない!やった!って小学生か。。

お読みいただきありがとうございます。

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