
東京湾の入り口、東の富津岬、西に観音埼がありその間を浦賀水道といいます。航路を守るものを2つ。
1つ目は日本最古の洋式灯台として始まった観音埼灯台です。この洋式灯台は江戸幕府が計画し(開国の条約によって建てることが決まった)明治政府が引き継いで外国の技術で建てられました。最初はレンガ製で、大正時代に地震で二度倒壊、現在のコンクリート製になっています。海辺を歩くと、倒壊した二代目の灯台の瓦礫が転がっています。

次は、第三管区海上保安本部東京湾海上交通センター、船舶交通の安全確保及び航行安全情報の提供を行っています。


下図は 東京湾の航法 より転記した。



AIS(Automatic Identification System:船舶自動識別装置)


下のリンクはマリントラフィックというサイト。飛行機で言うフライトレーダ24の船版みたいなので、AIS信号も見ることができ、目的港や経由地など、目の前にいる船のことがわかります。便利な世の中です。
ちなみに飛行機のリアルタイム状況は フライトレーダ24
鉄道もあります。鉄道now
コメント
何もない広い海もけっこうルールで縛られていますね。
当然でしょうけど!
コメントありがとうございます。
昔は羅針盤や星、渡り鳥などでやっていたのですからすごいです。
忌避する場所、冬は北回りに船を出すな、など様々な口伝のルールがありました。
レーダーや自動航行に頼っている現在であっても、昔の技術は訓練されていると思います。
迷信に近いルールもあった一方で、禁忌を破って新たな海にのりだす人々もいたり。