東寺山調整池

千葉の川の上流はどうなっているか、グーグルマップを見て行きたくなった

地図を見る楽しみの中で、川をたどるのは面白いテーマです。ドナウ川がローマ帝国の境目であったり。今の川が海の底にある時は澪(みお)であったり。

千葉市の身近な川を探検してみます。上流はどうなっているのだろう。地図で調整池になっていることをあらかじめ調べ、そこまで河口側から歩いて遡上しました。調整池近くになると川というより溝(ドブ)ですが、コンクリートできれいに整えられ住民が花を植えているところもあれば、ゴミが散乱しているところも。

東寺山調整池の標高地形図

周辺の高低差は次のようになっています。

国土交通省国土地理院 デジタル標高地形図より該当部を引用。

東寺山調整池は両サイドを山(台地)に挟まれた地形に作られました。効率的です。

古地図、現在の東寺山調整池のところに宅地造成の記載があるぞ

今昔マップをみると、1998-2005「宅地造成中」と不思議な表記が。宅地?!。宅地造成→調整池のプラン変更。勝手に妄想しますと。

仮定①宅地を造成しようとしたが排水施設を整えるのに費用がかかるので宅地予定を取り消した。

仮定②調整池に連なる東の地域に昔からの美田があり、その奥には日本昔話のような雰囲気の家とお寺が並んでいます。宅地化に対し反対運動でもあったのだろうか。というのも、あたりに「美田を守ろう」などと、看板が目立つので妄想しました。

こんなところに家を建てる計画があったのだろうか。なぞだ。

東寺山にお屋敷がある

調整池の西の台地東寺山はお屋敷が立ち並びます。どうしてこんなところに豪邸が。よく調べると、ここは中世の城山(浅間城)の東にある地域でした。当時は千葉氏が治めていたので、その関連でしょう。その昔からお屋敷地帯なのかもしれません。黄色い矢印のあたりはきれいなお屋敷がひっそりとあり、道もきれいです。竹藪や立派な石垣が積まれ、タイムスリップした感じがします。

同地域、もう少し西の道路、結構車が往来していますが、道路脇にいきなりお墓が現れました。写真は撮らなかったので、グーグルストリートビューから引用します↓歩いていて下のようなお墓が現れ、ドッキリしました。横断歩道を渡り終えると強制的にお墓にこんにちは、不思議な光景でした。今流行のドライブスルー墓参りもできそう。。古い地域に道を無理に通した感じがしました。

東寺山調整池の周辺には古いお城が点在している

この付近の標高の高い場所には古城や中近世の屋敷がありました(殿山にある廿五里城、東寺山調整池の南にある高品城、当地東寺山にある浅間城。

水面が高いころ、千葉の中心は内陸だった。沿岸は海の底

高低差地図を見ながら縄文海進のことを思い浮かべます。現在の千葉市は沿岸部は海(古江戸湾)の底で、このあたりの標高の高い場所に貝塚が散見されます(廿五里貝塚 加曾利貝塚など多数)。海際であった証拠です。

https://twitter.com/gsi_oyochiri/status/988693522222989312?s=20

より引用 貝塚の分布から縄文の海ぎわがわかる。

千葉市中央区に引っ越してきてあまり歴史のある道や雰囲気を感じる事がありませんでした。千葉の歴史はどうも内陸の高台にあるようだと、ようやくわかった感じ。モノレールが新しく造成した団地と千葉駅を結ぶ、というだけではなく、中近世あるいはもっと昔からの千葉の人々が住むところ(貝塚の多い場所)を千葉駅と結んでいるのであります。赤字路線だけど素敵なアイデアです。

東寺山調整池の北限を西からアプローチ。ゲキサカを老人がヘイコラいいながら往来しています。高低差すごいです。自転車が気持ちよさそうに滑っていく。坂を下ると左手の窪地に住宅群がひしめきあっている。右手には調整池が広がります。左右の台地に囲まれた谷底であることがわかります。縄文時代は海または干潟だったのでしょう。

調整池の中は遊歩道があり、桜が咲いていました。湿地では鳥を観察しました。来し方をふりかえると谷底であるとわかります ↓ アマゾンのマークみたい

窪地に広がる田んぼ、代掻きが終わったようです。

廿五里と書いて「ついへいじ」と読む、本気と書いてマジで。

東寺山調整池の西側の台地が浅間城、東寺山調整池の南に高品城(総武本線でぶった切られている)、北の台地に廿五里城がありました。

廿五里、これ難読です。「ついへいじ」と読みます。古くは「露乾地(つゆひぢ)」「津井比地(ついひぢ)」と呼ばれ、鎌倉時代に「鎌倉から二十五里」であったため漢字をあてたそうです。

本気と書いてマジとよませる感じに似ています。美人局と書いてつつもたせと読ませる感じ。

脱線しますが、和語「つつもたせ」はサイコロ賭博のツボのことで「インチキ細工した筒を使う」という意味だったところに、漢語の「美人局」が金瓶梅などのエッチな漢書とともに入ってきて、つつもたせとよませたところから、ツツモタセの意味が転じ、「色気を覗かせて、いざという段に怖いおっさんが出て金銭をせびる。ハニートラップ」という限定的な意味になりました。漢語の「美人局」と、本来の和語の「つつもたせ」とは、まったく別の言葉。

つうへいじのある殿山の台地から降りる階段。殿山にはテニスコートと乗馬があります。なかなかのセレブ地帯です。住所表記にツウヘイジはありませんでした。源町とあり、源氏と関係あるのかな。

まとめ

まとめられません(笑)。脱線してすんませんです、いつもこうやって細部からとっちらかってしまいます。最後までお読みいただきありがとうございます。

サイトを移して、今まで交流のあったメーンあんどウイメーンが来てくださるだろうかと、本当に気をもんでおりました。ブックマークしていただき、ありがとうございます。引き続きよろしくおねがい申し上げます、メーン。

あなたが勘違いしている英語 (メーン)

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