日進工具、前期経常は23%減益 今期予測非開示

日進工具HPより引用

持ち株の決算書を読んでみます。専門ではない素人ですのであしからず。

10年近く持っている株の決算評価。炭化タングステンとコバルトの焼結体を使った超硬エンドミルの専業メーカー

https://ssl4.eir-parts.net/doc/6157/ir_material_for_fiscal_ym/80776/00.pdf

2020年3月期 決算概要より抜粋 5/15発表

⽶中貿易摩擦の激化や海外経済の減速に加え、新型コロナウイルス拡大に伴うサプライチェーンの寸断等から、当社製品を使⽤する⾃動⾞関連や電⼦部品・デバイス関連も影響を受け、工具需要が減少。連結売上高はほぼ予想通りではあったものの、前期に比べ9.0%少ない9,531百万円に止まった。

連結経常利益は2,231百万円と予想を3.3%上回ったが、前期比では22.9%の減少。売上⾼の低下により売上総利益が同11.9%減少した一方、市場拡大のための先⾏投資として今年1⽉に開催した“NSプライベートショー2020”もあり販管費の減少が同1.5%に止まった。売上⾼経常利益率は23.4%となり、前期の水準を4.2ポイント下回ったものの、20%台を維持。

売上高経常利益率=営業利益/売上高。高付加価値の製品を作っている会社なので高水準を長年維持。

売上高は、国内が前期比963百万円、12.7%減少した一方、海外は同17百万円、0.6%の増加となり、売上高全体では同945百万円、9.0%の減少となった。

海外で売上が伸びている要素はなんだろう。単に前期の持ち越しか。

製造経費は同2.6%の増加。

営業利益は同660百万円、22.9%減少、売上⾼営業利益率は23.3%。

本業の収益力を見る売上高営業利益率は、売上高経常利益率と殆ど変わらない。

売上高の減少により、売上総利益は5,224百万円と同11.9%の減少となり、売上総利益率も54.8%と同1.8ポイント低下。

粗利は12%減。

販管費は人件費が同2.0%減、⼀般管理費は同0.9%の減少に止まり、全体では同1.5%の減少。売上高の減少が大きく、売上⾼販管費⽐率は31.5%と同2.4ポイント上昇。

販管費比率の上昇は仕方ない。

設備投資額は、新開発センターや子会社新工場の竣工等もあり、38.4%の増加となる1,755百万円。減価償却費は、機械設備の新規導入等により11.0%増加の698百万円。

決算報告書より転載

国内7割、海外3割

決算報告書より転載

基本的に他に置き換えが効かない製品を売っていて利益率がいい。本業に悪影響を及ぼす技術的革新はないため、製品自体が見放される可能性は低い。しかし中国香港台湾比率が4割で、今後中国の割合が減っていくとするなら中国依存から台湾米国およびインドへのシフトができるかどうか、販売先の過渡期が来るのかもしれない。米中の成り行きに左右される可能性がある。

コメント

タイトルとURLをコピーしました