中国塗料 通期決算説明会

株主・投資家情報 | CMP 中国塗料
中国塗料の財務情報、株式情報などの情報を適時開示しています。

2020.05.22 決算説明動画より書き起こし

植竹正隆社長

前年度決算について、中期経営計画に則ってやっているが、2018年度は営業・経常・税引き後当期純利益のすべてが損失となったが、2019年度は確実に復調してきた。船舶用塗料事業が、新造船・修繕船とも堅調。ナフサの原材料費用が安定。選別受注の徹底、販売価格の適正化により粗利が改善。特別損失の計上により、税引き後の当期利益はマイナスだが、営業・経常利益ともに大幅に想定超える結果。株主還元については当期利益の水準にかかわらず、DOEに基づく積極的配当を継続、自己株式取得については2018年の50億円に続き23.4億の取得を実施した。

次に新型コロナウイルスの影響は2019年度は軽微も、今年度後半に向け、船舶用塗料分野では海上荷動きの停滞や修繕スケジュールの延期、工業塗料分野ではインフラプロジェクトの遅延が徐々に出てくると想定される。

足元の原油価格や非鉄金属化学の価格低下は大きなメリットであるが、その持続性については中止していく必要がある。今後の経営環境の見通しが厳しいことから、今年度の業績予想は、昨年発表した計画に比べ売上高は減少を見込むが、営業利益・経常利益・税引き後当期純利益の高い方の数値は中期目標に一致し、この数値を達成すればROEは5%まで改善する見込み、なんとか努力していく。コロナの収束時期、米中貿易摩擦によっては下振れリスクがある。

今後の戦略について、主力の船舶用途料分野では、今年1月からのSOX規制強化を含め、低燃費で環境負荷の小さい塗料への需要はますます高まっており、新規防汚技術を用いた高性能防汚塗料は外航船用、内航船用ともに大変好評を頂いている。また、工業用塗料分野では老朽化したインフラを補修する塗料のニーズが高まっている。環境貢献と言った観点に立った場合、高機能塗料は少額の投資で効果が期待できる。非常にコストパフォーマンスが高い商品。

当面は厳しい経営環境が続くものと思われるが、しっかりと利益を確保をしつつも、塗料を通じた地球環境への貢献を今後の当社の重要なミッションの一つと考え、当社の企業価値と社会的価値の両方を高めていけるように研鑽を積んでまいりたい、今後ともご支援をよろしくお願いします。

語句補足 DOE(Dividend on Equity)とは純資産配当率のことで、「配当総額÷純資産」で計算される。DOE=配当性向×ROE、つまり配当性向かROEが高い銘柄といえる。

清水執行役員より 下図は決算説明動画からのキャプチャ

売上高は船舶用塗料が貢献、コンテナ用は減少。営業利益は40億増えた。

P/Lでは、粗利が4.9%に改善。コンテナ用塗料関連資産の減損処理16億、投資有価証券評価損が11億円、約28億円の特別損失を計上。最終利益はマイナス。

P/L補足情報 減価償却費が増えているのは、リース資産のオンバランス化によるもの。設備投資はミャンマーの新しい工場建設によるもの。

ナフサ原料価格は足元では低下

一番の要因は原価率低下、コスト低減の寄与が23-24億円、それいがいは売値が上がったこと。

DOE 3%(2018 3.1% 2019 3.3%) 配当性向は30%を下回らない。自己株式取得は2020までの三年間で100-150億 初年度50億 去年度は23.4億 

自己資本比率は54%で健全性は保たれている

当期利益が増加し、営業活動によるキャッシュフローは14億プラス。投資キャッシュフローの減少は定期預金の取り崩し33億。財務キャッシュフローは借入金の減少が16億、自己株取得が26億

船舶は中国韓国が好調。コンテナはマイナス。コンテナボックス大量供給の反動による。

新造船は採算がいい。原材料の低下やSOX規制も後押し。工業では東南アジアは好調だったが、国内の原材料は伸びなやんだ。コンテナでは価格競争が激化しており、中国の受注を断った。

中国はコンテナの減益が上回った。日本と韓国は新造船の採算が改善した。

前期比+2.2%修繕船と新造船が伸びている。

新造船と修繕船は伸びたが、コンテナのマイナス部分をカバーできず。

韓国は主に新造船がマーケット。新造船向けの多くがドル建ての取引のためウォン安があり、利益面ではプラス寄与。

重防食は防波堤とか護岸整備に伴って使用される塗料。その説明動画

パーマスターWE 塗装ビデオ
水中硬化形エポキシ樹脂被覆材のパーマスターWE,コンテクトWE | CMP 中国塗料
コンテクトWE100.これまで困難とされていた湿潤コンクリート面への補修を可能とした柔軟形無溶剤エポキシ樹脂塗料をご紹介しています。

欧米は修繕船がメイン。8.6%伸びた。欧州のプレジャーボートやコンテナは増えた。欧州拠点の案件は、売上が他の地域で上がる仕組みになっている。売上が伸びると見かけのセグメント利益が下がるがグループ会社間で精算してある。つまり利益は上がっているということ。

3.中期経営計画
「CMP New Century Plan 1」(2018年度~2020年度)
2019年度の進捗状況と今後の見通し

船舶用塗料は二期連続で大幅な超過達成、達成率約120% 高付加価値製品の拡販を推進。新規防汚剤技術。selektopeが受賞したり、好調のようだ。

海洋開発は今後に期待できる分野。海に設置する施設は交換が難しい。したがって、防護塗料の需要がある分野。

中国の新しい工場の候補地はコロナの影響などもあり白紙に。当初計画の設備投資は大幅に下回る見込み(トランプ政権の方針転換もあり、白紙にできて、タイミングが良かったかもしれない)

自己株式取得は100-150億の線は変わらないが、コロナの関係で一旦中止と過去にアナウンスした。今後ないとは限らない。

非開示にする会社も多く非開示にする案もあったが、レンジで出してみることにした。売上高については下がると見ている。原材料価格は下がっているが追い風にはなる。基本的なシナリオは減収にはなっても増益をめざす。原材料価格が安く推移した場合、高い方になる。


どの分野も売上高はさがるという見方をしている。

マレーシアの拠点は動画収録時点で稼働を再開している。

元々麻酔薬であったものを応用した。フジツボが寝てしまうしくみ。

コメント

タイトルとURLをコピーしました