山留工事 サイレントパイラー SMP工法

地下を掘るときに、周辺の地盤が崩れて、せっかく掘ったところが埋まってしまわないように、掘る前に、周りの地盤を固めることを山留工事といいます。鉄板を少しずつ打ち込んでつなげ、壁を作ります。

30mくらいの細長い鉄板を青い機械が油圧で地面に押し込んでいきます。

つながった鉄板たち。鉄板の頭から想像できないぐらい深い地中まで鉄板が埋まっています。

左下のホースで注水しながら、鉄板を挿入していきます。

GIKENの文字の所、すでに挿入し終わった鉄板が足台に!四箇所でつかみ、延伸していきます。四箇所で掴んだところの、引き抜き抵抗で圧入します。リモコンで作業していました。ゲームみたいで楽しそう!

作業している場所で見学していたら警備のおじいさんが説明をしてくださりました。「30mの鉄板を入れるとき、硬い地盤に当たることもある。その時は操縦者が感覚でわかんるんだよ。30mのビルがあったら地盤は30mくらい深いと思っていいね。」私「護岸工事でこの杭が並んでいるのを見たことがあります。」おじいさん「海の場合は、この鉄板を船で運べばいいからかんたんだけど、陸の場合はトレーラーで運ばないといけないから大変。」

杭打ちって言うと、昔は釘打ちの仕組みで、プシュコン!プシュコン!と耳をつんざく大変な騒音だったがこんな小さな機械で騒音無しでニュルニュルと入っていく。まるで、豆腐にお箸を突き立てるかのようにスムーズに。どうなってんだ、と思って調べてみました。

こんなすごい機械どこが作ってんだとおもって、GIKENの文字から調べてみたら技研製作所という会社。

サイレントパイラー圧入工程(初期圧入・自走)
サイレントパイラー圧入工程(初期圧入・自走)の説明動画ページです。
硬質地盤クリア工法(パイルオーガ併用圧入)
硬質地盤クリア工法の動画ページです。

「硬質地盤クリア工法」カッコいい名前。ビールの宣伝みたい。正圧とジェット噴射を併用する。岩盤ではさらに”パイルオーガ”(=ドリル)を併用することで課題を解決。地盤を掘削しながら進める。単に正圧で押し込むだけではなかった。

オーガ(英: ogre)、あるいはオグル(仏: ogre)、オーグルとは、伝承や神話に登場する人型の怪物の種族である。女性はオーグリス(英: ogress)またはオグレス(仏: ogresse)と呼ばれる。北ヨーロッパでは凶暴で残忍な性格であり、人の生肉を食べるとされる。

ではなかった!auger スペル違いで同じカタカナだが、オージェと表記する記事も。らせん型の木工キリのことを指す。

auger
硬質地盤クリア工法(パイルオーガ併用圧入)【技研製作所】

GRBシステム、シンプルで場所を取らずにできる。自らが打った杭の上に直線上に列を成してのっかる。

四季報を見てみる。

GIKEN 技研製作所 東証一部 6289

【特色】油圧式杭圧入引抜機等を製造。圧入工事は特殊工事特化など開発型企業に転換中。地下駐輪場も
【連結事業】建設機械73(33)、圧入工事27(9)
【増益歩調】主力の建設機械(インプラント機械)、圧入工事とも防災、減災、社会インフラ更新需要強く受注が内外で拡大。下期集中の納期、工事とも伸長。地下駐輪場・駐車場も好伸。人員増負担大きく開発費も高水準だが営業増益続く。増配継続。
【大型対応】高知第3工場稼働で大型製品の開発・試作・検証強化。独自ジャイロプレス工法は建築物の基礎杭施工にも応用。

面白い会社だ。

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