鼻歌みたいな文字列

無意識に頭の中に今日のテーマソングがかかる。懐かしいメロディが流れてくる。それを口ずさむ。これを世に鼻歌と言う。鼻歌好きの人にはラジオアンテナが有るのかもしれない。

似たような現象としてカタカナの文字列が内部から急に浮かぶ癖がある。例えば「ランスベルギス」という言葉が頭に浮かんで私の心を今捉えて離さない。これが子供の時からあってモヤモヤの原因だった。今はグーグルで調べることで即座に解決される。すぐ解決できるので感動は少ないが、モヤモヤするストレスは減った。ランスベルギスはリトアニア国家元首であり音楽家であり、アスペルギルスというカビの仲間ではなかった。若い時テレビで見聞きし、それほど関心もなく、記憶の倉庫で文字列が文字列として眠り、その音感だけが仕舞われた古いレコードのように記憶されていた。私には文字列を文字列として記憶に留める癖がある。文字列の発音が濁音混じりだったり音楽的なときにより記憶に留まる。意味はわからなくてもそう唱えるだけで鼻歌のように良い気分になる。ザジズゼゾとかバビブベボとかガギグゲゴが入っているのが大好物だ。

記憶の倉庫というのは一体どのような形をしているのだろう?乱雑にしまわれた汚い部屋のようなものなのか、タグ付けされラベルされ、美しく整理されている木漏れ日差し込む図書館のようなものなのか。私の記憶の仕方だと乱雑な前者だ。気温や湿度、光の具合や匂いなど、その記憶がインプットされた環境に類似したときに、つまり非言語的な手がかりでアウトプットされる。だから梅雨時にのみ活性化される記憶がある。意識的なタグというより、付随する不可知な情報を手がかりに、私に内蔵された「美人秘書・海馬」がこれ今の気分じゃない?と勝手にドンと提示してくれるのだ、意識というテーブルの上に。おせっかいなやつだがとても気が利く。ただ、ドSなのか、いつも唐突にそれをやりくさる、トイレだったり接客中だったりTPOというものをおよそ弁えない。私はやたら詰め込む癖があるから、浮かび上がる未整理の言葉がやや多いかもしれない。それらにラベルし直す作業は、まるで、図書館のバックヤードに次々と持ち込まれる本を整理する司書さんのようである。

いつも読んでいただきありがとうございます。今日は妄想話ですみません。m(__)m

<今日の文字列>(順次追記)

2020/07/17 6:51 テンタクル イカやカタツムリの触手のこと。

2020/07/17 12:41 アストリンゼン 化粧水のこと

2020/07/17 20:24 ケメロボ シベリア連邦管区に含まれるケメロヴォ州の州都

2020/07/19 10:27 イドクスウリジン 抗ヘルペスウイルス薬

こんな具合にカタカナの文字列が出てきて意味をその都度調べている。

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