リバランス

引け間際に出来高が急増し、暴落。他の銘柄も同様、引け間際に取引量が急増。これはリバランスのためのようです。長期投資家にとって短期の需給による値動きはどうでも良いことですが、慌てないために知っておいても良いと思います。

具体的にポートフォリオ運用の際にリバランスと言った場合、それは「大きく上昇したセクターやファンドを少し減らし、その分を凹んでいるセクターやファンドに回す」ことを指したり、または「ファンドの新規採用銘柄が上がり、除外銘柄は売られること」を指したりします。大口のその動きを先回りして、上がりそうな株(大口がリバランスしそうな株)を先回りして買っておくという”卑しい”投機家もいるようで、”リバランス狩り”といわれ、更にその弱小投機家の更に先回りをして”リバランス狩り狩り”という行為もあるようです。魑魅魍魎が跋扈する短期筋の世界、こうなってくると理解を超え関わりたくありません。じゃんけんの戦略を真剣に考えても仕方がない(笑)。要するに月末の引け間際にこういう値動きはある、慌てんな、という程度です。

リバランスの対象になった銘柄の当日及び仮に直近2ヶ月のチャートをみてみます。出来高が少ないために、引け間際に取引が集中した株もあるかもしれませんが、見た目で明らかに引け間際に下落したものを挙げ、次に顕著ではなかった銘柄を取り上げます。母数は少ないのに無理やり結論めいたことをいうと、リバランス対象になる銘柄を予め知るために、直近2ヶ月のチャートからはわかりません。それから、リバランス対象の値動きの傾向が翌日以降続くのではなく、その日の需給がそうだった、というだけです。本質的に会社の価値が変わらないのであれば下がればお買い得価格になったというだけだろうと考えます。

リバランス対象となった銘柄の過去2ヶ月のチャート

画像の1つ目が一日の値動き、2つ目が2ヶ月の値動きです。

任天堂 7974 では引け間際(15:00を引けという)に下落を認めます。過去2ヶ月では大きな変化はありません。 

プレステージ・インターナショナル 4290 引け間際に大きく下げています。直近2ヶ月は上昇傾向です。

次に古野電気 6814 です。引け間際に同様に売られています。二ヶ月間の値動きはやや上昇です。

JT 2914 も同様に引け間際に取引量を伴って下落しています。直近では決算を受けて上昇しています。

SUBARU 7270も同様に引け間際に急落しています。直近2ヶ月では横ばいです。

ASB機械 6284 でも引け間際に下落しています。直近2ヶ月では大きく上昇しています。

中国塗料 4617も引け間際に下落していますが、2ヶ月で見ると大きな変化はありません。

リログループ 8876でも引け間際に下落しています。2ヶ月で見ると株価は上がっています。

日進工具 6157 引け間際に下落しています。2ヶ月で見ると上昇が顕著です。

リバランスの対象とならなかった銘柄の過去2ヶ月のチャート

ソリトンシステムズ 3040 後場に取引が活発になっており、これが”リバランス”なのかもしれませんから対象になっていないというのは言い過ぎかもしれませんが、”引け間際の顕著な取引量増加”はありません。2ヶ月で見ると値動きは横ばいです。

少ない母数で何か結論めいたことを言う事はできません。冒頭にも申しましたように、こういう大口による値動きに惑わされないために、知っておいても良いことだと思いました。

コメント

タイトルとURLをコピーしました