マリントラフィック

今海に浮かんでいる船はどこから来て、どこへ往くのだろう。

そんな知りたがりやに光を差し伸べるのがマリントラフィック。

東京湾で見た原油タンカー昇邦丸さんは今どこ?アラブ首長国連邦のフジャイラ港から原油を満載して帰ってきているようです。和歌山沖を航行中。

フジャイラ港は原油の一大輸出基地。アブダビで生産した原油をパイプラインでフジャイラまで運びます。中東の政情不安でホルムズ海峡封鎖されることを回避する良港です。

フジャイラ الفجيرة‎ の位置です。

マリントラフィックを眺めていると、面白いのが船の集中具合です。鎖状に見えます。サプライチェーンという言葉が思い浮かびます。

瀬戸内の密度が高くて、重要な海路であると感じられます。

広島の自動車積出港、MAZDAやISUZUのようです。

陸地の中に船の連鎖が長く見える場所があります。国際河川ドナウ川、アメリカ、オランダ・ベルギーーのあたり、そして長江流域。

ドナウ川はドイツシュヴァルツヴァルト(黒い森)地方の源泉に発し、すぐ近くにライン川の源泉があります。ライン川は北海に注ぎ、ドナウ川は黒海に注ぐので、この2つの泉の水が出会うことはありません。

海峡を見るのも面白いです。下関海峡。大東亜戦争末期には、米軍航空機から下関海峡に機雷を山のように降らし、通行不能にしました。下関に海上自衛隊の機雷回収部隊があるのはその名残のようです。

マラッカ海峡はタンカー(赤色)が強め。数珠つなぎです。

シンガポールです。東北に豪華客船がまとまって停泊している場所がありました。お客さん少ないのかな。。シンガポールはさすがの密度です。東の海で通過を待つ船でごった返しています。

スエズ運河が見えます。スエズ運河は決まった箇所で船舶の行き違いをするため、隊列を組んで進む「通航船団方式」を採用しています。

単線区間と複線区間がある鉄道線の行き違いのよう。

次に、地中海と黒海を結ぶダーダネルス海峡、およびボスポラス海峡

イスタンブールのある、ボスポラス海峡。

次はジブラルタル海峡です。昔地中海が干上がって塩湖であったころはつながっていた場所がジブラルタル海峡。地中海には約3200メートルもの塩の層が共通にあって、塩湖であった証拠となるそうです。

地中海の蒸発によって地中海の塩分濃度が高くなり、これがジブラルタル海峡を経て大西洋に流れ込むおかげで、地球を循環する海洋ベルトコンベアの流れが生まれ、気候に影響を与えています。

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上記より引用。

ドイツ・オランダ・ベルギーの河川における舟運もすごい。我が国と比較して平坦な内陸部が多く、河幅が広く適度な水深も確保され、流速も緩やかな大河があるため。

効率的な内陸水路を持つ欧州西部では、ライン川下流域のオランダでは輸送量の35%、ベルギーでは15%、ドイツでは12%を河川舟運が担っています。ライン川河口のロッテルダム港では、物資輸送量の約 50%、コンテナ輸送の約 3 分の 1 が河川舟運によるものです。

https://www.jstra.jp/html/PDF/euroriver.pdf

ロッテルダム港。

長々とメモしました。

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