ん、が昔の日本語にはなかった

「杉田玄白」の名は彗星から
解体新書を著した杉田玄白(一七三三~一八一七)の名は翼(よく(*ママ))であった。翼(**)とは鸛(こふのとり)が羽を広げた形であるが(中略)北辰妙見が生命の始元という信仰が現れる...

nakagawaさんの上記サイトを興味深く読んでいたら、杉田玄白の諱が「翼」で、翼というのは二十八宿のひとつの彗星がしばしば現れる場所(胡人による呼び方)ということを知りました。とても面白いサイトです。勝手に引用させていただきました。御免なさい。

「翼とはこふのとりが羽を広げた形である」


以下は上記サイトと無関係で私の中で脱線してしまったこと。「こふ」に引っかかった。

こふのとり、、、、安芸の「国府」のことを古くは「こふ」と訓んでいたのを思い出しました。国府の鳥かな?と語源調べをはじめると。。。こうのとりはかんのとりだった。

『日本語源広辞典』ミネルヴァ書房 2010 『こうのとり」の項目には「鸛は中国語で、「鸛、カン+の+鳥」が語源です。ンの表記のないころの日本読みで、コウと読んだ語です。鸛鶴(こうづる)とも、いいます。」とあり。『語源辞典 動物編』東京堂出版 2000 「こうのとり 鸛・鶴」の項には「歴史仮名はカウノトリ。『大言海』に「カウ」は鸛の音なるクヮヌの転」とあるようにクハン→ クヮン→ カン →カウ→ コウ の音変化と見られる。(後略)」とある。

https://crd.ndl.go.jp/reference/modules/d3ndlcrdentry/index.php?page=ref_view&id=1000141169

ンの表記のないころの日本読み

と、サラッと書いてありますが、日本語には「ん、がなかった」んかいね?。

カンをコウと表記した、と。

ん?!!!

困ったときの神頼み、WIKIPEDIAさん。

ん - Wikipedia

「ん」が日本語に現れる時期
「ん」という文字が広く使われるようになったのは室町時代頃とされるが、詳しい時期については分かっていない。『古事記』、『日本書紀』、『万葉集』には「ん」音を表記する文字(万葉仮名)は見当たらない。このことから古代日本語には「ん」音はなかったと推定され、中国から経典などが輸入されたときに同時に「ん」相当音も移入されたと考えられる。ただし当初は-nと-mを区別していたと考えられ、-mの影響は「さんみ」(三位)などの連声形に残っている。藤原定家の息子である藤原為家が嘉禎2年(1236年)に紀貫之(平安時代初期)の直筆本に従って書写した為家筆本『土佐日記』(大阪青山歴史文学博物館蔵、国宝)では、「ん」の字形で「む・う・も・ん」の音を示す単語に共通して用いられている[47]が、一般には平安時代以降、撥音便化した助動詞「む、なむ、けむ、らむ」などについては、「ん」と読む場合も「む」がそのまま用いられた。

カンノトリがコフノトリなら、国府コフはもともと「官」カンだったのでは、と妄想。中国よみの「カン 官」という日本語の発音がなかったのでコフと日本語表記。国府を「官衙」と言ったりするし。その後、コフ/コウという表音文字に漢字を二文字「国府」をあとからあてたのでは。

「ん」のもとの漢字はなんだろう。なんかの草書体だろうか。しらべると

ん:「无」の草体。

無と无が一緒とのこと。ちなみに、無が俗字、无が新字。どっちも新参者か。

無が俗字?!では、無と无の旧字があるのだろうか・・・それはこれダ

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ん! なーんじゃこりゃ。。奥深いぞ、ん。謎解きか。

大廿廿(ビッグトウェンティトウェンティ)、亡きハヤシ(デッド・林)、、、なんの意味やねん。。。

「無」と「無」
「無」とは何か?考え始めると、夜も眠ることができません。『老子』第40章にいう「天下之物、生於有、有生於無」と…

によると、

大廿廿(ビッグトウェンティトウェンティ)・・・めちゃクソ多く積み重なっていること、

林・・・木が多いこと。

という「たくさん」を意味する字がもともとあって、上記の理由で「ゆたか」の意味だった。

真ん中に「亡」を入れて、

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「豊かが亡いなって」ナシの意味に変わった。つまりこういうことだろう。

大廿廿(ビッグトウェンティトウェンティ)の上半分の部分を

20+20が40だから、

廿+廿=

廿廿に を代入する。は四十のこと

の上半分は40って意味

の上半分のマスマスの部分は40って意味でたくさんの意味。40って少ない感じするけれど、20+20で「いっぱい」ってことなんだわ。

もともと「いっぱい」という意味だったのだが、打ち消しの「亡」を足す、つまり、

「いっぱい」

のまんなかにを入れて

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「いっぱい」の反対で「ナイ」という意味になる。

だけれども、

も、

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も、簡略化される経過でどちらも「無」になってしまう。

「無」は「ない」の意味で「草木が茂るほうは「廡」や「蕪」を用いるようになった」後者はそれぞれ次のように茂るという意味を持つ。

蕪 ブかぶ

1 雑草が茂って荒れる。荒れ地。「荒蕪・平蕪」 2 粗雑で入り乱れている。「蕪雑・蕪辞」 3 野菜の名。カブ。カブラ。「蕪菁(ぶせい)」

廡 ブひさし

1.のき。ひさし。「殿廡」  2.しげる。草木が茂る。


やべえ、っていって本当にやばい場合と、美味しいって場合もありますし。


「む」のもとの字は?

む:「武」の草体。

英語にすると、んはN むはM

ん N

む M

んはウ行でよいのだろうか。。。

できぬ →できん ヌがんになったのだからう行だろうか。

やらむとす→やらんとす ムがんになったのだから元はう行だろうか。。

違うらしいです。ん、は単独で行に含まれない。ますます謎の存在だ。


最後まで読んでいただきありがとうございます。

では、どうぞ皆様、寒くなっておりますが良い週末をお過ごしください。

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