櫂(宮尾登美子)読みながら調べた語彙(3)

p260 五位鷺 ごいさぎ

醍醐天皇が神泉苑に行幸になったときに鷺が羽を休めていた。
帝は召使いにあれを捕らえて参れと仰せられた。
召使いが近づくと鷺は飛び立とうとした。
召使いが「帝の御意なるぞ」と呼びかけると
鷺は地にひれ伏した。
帝は大いに喜ばれ、鷺に「五位」の位を賜った。
以降、鷺は「五位鷺」と呼ばれ、謡曲にも謡われるようになる。

神泉苑の歴史
紹介文

p261 行灯袴

「行灯袴」とは、中仕切り(襠)のない袴

行灯袴 | 和の衣装などの仕立て屋・販売・通販【美夜古企画】
行灯袴(あんどんばかま)などの袴(はかま)を職人が心を込めて1着ずつセミオーダーでお仕立てしていますので、既製品にはない着心地を感じていただけると思います。。

p261 にろぎ 

ニロギというのは、高知県だけの独特の呼び名で、本名はヒイラギというのだそうです。スズキ目スズキ亜目ヒイラギ科ヒイラギ属。

酒の肴に抜群!ニロギの一日干しって知っちゅう? -  旬どき・うまいもの自慢会・土佐
 ここ数日でやっとちょっと寒くなって、秋めいてきましたね。 皆さんこんにちは...

p266 櫓臍へことんと入れる。 櫓臍、櫓と適切な可動関節を作るための突起。

櫓(ろ)の研究活動 | GL-Labo ヨットの自作・櫓の研究
「GL-Labo」は、2002年、かつてない、高効率で推進力の大きい「新しい櫓」を世に出しました。伝統的な櫓に関わる方々の協力を得て実施した調査・独自の研究活動を行い、新しい櫓が誕生するまでの温故知新のストーリーを紹介します。

p270 薫的様の境内に

薫的和尚は、長宗我部元親が両親の菩提寺として天正18年(1590)に建てた土佐一番の禅寺、
瑞応寺の和尚でした。瑞応寺は明治3年に廃寺とされ、薫的和尚を祀る洞ヶ島神社となり、昭和24年薫的神社となっています。薫的神社は、お坊さんがご祭神の全国的にも珍しい神社。

薫的様(くんてきさま)

p276 問いぐすりをかけられているような

問い薬

① 病状を判断し、治療の適否をさぐるために、試みに薬を与えること。また、その薬。試薬
※俳諧・口真似草(1656)一〇「露と消なんいのちあぶなし しら玉か何ぞと人のといぐすり〈常順〉」≒治療的診断
② (転じて) 人の気を引いてみること。鎌(かま)をかけてみること。また、そのことば。
※浮世草子・好色一代女(1686)一「女郎の好(すく)問ぐすりを申せど」

p276 寂しさを喞つ かこつ =託つ 

「喞」の部首・画数・読み方・筆順・意味など
「喞」という漢字の部首・画数・読み方・筆順(書き順)・意味を掲載しています。喞の部首は口、画数は12画、読み方には喞つ(かこつ)、喞ぐ(そそぐ)、喞く(なく)などがあります。

p284 愈々 いよいよ

p286 鏡を抜く

菰樽の蓋を割ること。酒樽の蓋を開く。鏡開きともいう。 鏡を割る。

日本酒の「鏡開き」は、場を盛り上げる祝宴の華 鏡開き/その一  – ブログ|菊正宗ネットショップ

参考 鏡開き 正月の鏡餅を解体することだがなんで開くのだ?→こたえ 刃物で餅を切るのは切腹を連想させるので手や木鎚で割り、「切る」「割る」という言葉を避けて「開く」という言葉を使用する(「開き」は「割り」の忌み言葉)

お餅も酒樽も鏡開き

忌み言葉の例

婚礼
去る、切る、帰る、離れる、戻る。
終わる – 披露宴の「終了」を「お開き」と言い換える。
受験
滑る、落ちる、転ぶ、躓く。
賭け事
擦る – 負けて損するのを忌み嫌い、「擦る」を「当たる」と言い換える。
  「スルメ」を「アタリ(当たり)メ」と言い換える。
  「すり鉢」を「アタリ(当たり)バチ」と言い換える。
一般
梨 – 「なしの実」を「ありの実」と言い換える。
猿 – 「去る(失う)」を「得手(手に入れる)」と言い換える。

エテ公って忌み言葉の裏だったんだ!へー

p287 顰め面 しかめつら。顰蹙のひん。

顰みに倣う。ブサイクが美人の真似をして外をほっつき歩くようになって、それを見たくない男は外に出なくなったというオチ。

p288 鎹膏 不明。 かすがいこう

p290 巴旦杏のような赤い手

はたん‐きょう
1 スモモの一品種。実は大形で先がとがる。とがりすもも。牡丹杏 (ぼたんきょう) 。《季 花=春 実=夏》「ひと籃 (かご) の暑さ照りけり―/竜之介」

2 アーモンドの別名。

p294 八つ折り草履を脱ぎもせず

福島履物店HPより引用 唐黍表 板裏、八割草履 よく見ると6つだが。。

明治時代には日清(にっしん)戦争後に東京の袋物屋の職人伊藤仙之助が、袋物の材料のパナマを使って空気草履を考案し、これが明治末年まで流行した。表地は裂地(きれじ)を用い、とくに1903、04年(明治36、37)ごろになると、刺しゅうをしたものまでができた。空気草履を履く世の中となっても、まだはだしで歩く者が多かったところから、警視庁から1901年に跣足(せんそく)禁止令が出された。はだしの多くは車夫、馬丁、車力や職工などの労働者たちであったが、この禁止令とともに、朴(ほお)の板を二つ折りにして藁表をつけた板裏草履ができた。しかし、二つ折りでは足のかえしが不便なところから、八つ板の板裏となり、通常八つ折草履といわれ、少しくらいの雨でも履けるものがつくられ、昭和初頭まで広く用いられた。大正になると耐水、強力、耐久性のあるゴム裏草履ができ、さらにコルクやフェルトを利用したものが、都会の人たちに人気を博した。https://kotobank.jp/word/%E8%8D%89%E5%B1%A5-89748

p303 孰れ いずれ

p304 南瓜 ぼぶら 

ぼうぶら【南=瓜】
《(ポルトガル)abóboraから》カボチャのこと。西日本でいう。

山口弁よもやま話

p304 「立てば蒟蒻、座ればぼたもち、歩く姿は豚のキンタマ」

p304 戯げる =ひょうげる 剽げる

p305 蠎蛇のようないびきをかき うわばみ

うわばみ - Wikipedia

p311 白楽天の繚稜

http://bungonosono.or.jp/shisoro/kat29-9hakushi(21)30-5.pdf

p311 客の座は箸拳(はしけん)も出ず、酔乱れこそしなかったけれど、

箸拳(はしけん)とは2人が相対して3本ずつの赤箸を前面に突き出し、箸の合計本数(自分のものと相手のもの)を威勢よくリズミカルな調子で当てる拳遊び、お座敷遊びである。1963年以降、10月1日に高知酒造組合主催の「土佐はし拳大会」が開催されている。

p314 あんたはしやわせものだっせ

幸福をシヤワセ、幸せは語源が仕合せで本来はシアワセ。

“幸福”のいろいろな読み方と例文
読み方 割合
こうふく 37.7%
しあわせ 31.0%
しあはせ 12.7%
かうふく 7.1%
さいはひ 4.5%
しやわせ 3.0%
さいわい 2.2%
さひはひ 0.7%
しやはせ 0.7%
ハッピネス 0.4%

検索すると意外に幸福をシヤワセとふりがなしてあるものがある。

“幸福(しやわせ)” の例文
「橋本先生も云うて御座ったけんどなあ。お父さんもモウこのまま死んで終わっしゃった方が幸福(しやわせ)かも知れんち云うてなあ……」
木魂 (新字新仮名) / 夢野久作(著)

自分はこの流れの両側に散点する農家の者を幸福(しやわせ)の人々と思った。むろん、この堤の上を麦藁帽子とステッキ一本で散歩する自分たちをも。
武蔵野 (新字新仮名) / 国木田独歩(著)

我れは唯だ君の身の幸福(しやわせ)なれかし、すこやかなれかしと祈りて此長き世をば盡さんには隨分とも親孝行にてあられよ
ゆく雲 (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)

持って、幸福(しやわせ)やわ。女から、洟も引っかけられんような男が、どうなるものですか。……ウフフ、兄さんたら、自分が女から惚れられたことないもんで、自分が焼き餅焼いとるのね。きっと、そうよ
花と龍 (新字新仮名) / 火野葦平(著)

幸福(しやわせ)ならぬ事おのづから其中にもあり、お作といふ娘の桂次よりは六つの年少にて十七ばかりになる無地の田舍娘をば、何うでも妻にもたねば納まらず
ゆく雲 (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)

「ね、先生。六は死んだほうが幸福(しやわせ)でございますよ、」と言って涙をハラハラとこぼしました。
春の鳥 (新字新仮名) / 国木田独歩(著)

幸福(しやわせ)ならぬ事おのづからその中にもあり、お作といふ娘の桂次よりは六つの年少にて十七ばかりになる無地の田舎娘をば、どうでも妻にもたねば納まらず
ゆく雲 (新字旧仮名) / 樋口一葉(著)

と言って少し考えて「けれどもね、お前は死んだほうがいいよ。死んだほうが幸福(しやわせ)だよ……」
春の鳥 (新字新仮名) / 国木田独歩(著)

こゝで我れが幸福(しやわせ)といふを考へれば、歸國するに先だちてお作が頓死するといふ樣なことにならば、一人娘のことゆゑ父親おどろいて暫時は家督沙汰やめになるべく
ゆく雲 (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)

哀れな母親は、その子の死を、かえって子のために幸福(しやわせ)だと言いながらも泣いていました。
春の鳥 (新字新仮名) / 国木田独歩(著)

ここで我れが幸福(しやわせ)といふを考へれば、帰国するに先だちてお作が頓死するといふ様なことにならば、一人娘のことゆゑ父親おどろいて暫時は家督沙汰やめになるべく
ゆく雲 (新字旧仮名) / 樋口一葉(著)

君はおのづから君の本地ありてその島田をば丸曲にゆひかへる折のきたるべく、うつくしき乳房を可愛き人に含まする時もあるべし、我れは唯だ君の身の幸福(しやわせ)なれかし
ゆく雲 (新字旧仮名) / 樋口一葉(著)

何といふお幸福(しやわせ)と燒もちやいて羨みますぞや、そのお人に捨てられたらお前さままあ何と遊ばす、お泣きなさるはお腹がたつか、お怒りになつてもよし、民は申だけは申ます
経つくゑ (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)

その曉に何かいさゝか仕損なゐでもこしらゆれば我れは首尾よく離縁になりて、一本立の野中の杉ともならば、其れよりは我が自由にて其時に幸福(しやわせ)といふ詞を與へ給へと笑ふに
ゆく雲 (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)

目鼻だちの何處やらが水子にて亡せたる總領によく似たりとて、今はなき人なる地主の内儀に可愛がられ、はじめはお大盡の旦那と尊びし人を、父上と呼ぶやうに成りしは其身の幸福(しやわせ)なれども
ゆく雲 (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)

文献で確認してみる。

­近世後期上方における音変化の諸相 村上謙(埼玉大学教育学部)現在関西学院大学教授)によると、母音連接時のわたり音の添加にあたる。広島弁にも近いとも思った。

「~合ひ」「~合ふ」の場合にわたり音j,wの添加が見られる。

<-a+a → -aja >

ばやい (場合)←お笑い芸人風

<-i+a → -ija >

はりやい(張り合い)

にやわぬ(似合わぬ)

しやん(思案)←関西弁ポイ!!

しやわせ(しあわせ)

とりやい(取り合い)←広島弁ポイ!!

<-i+a → -iwa >

じわい(地合)

<-i+o → -ijo >

いふてきよる (来をる)←広島弁ポイ!!

いひやうている(言い合ふて)←広島弁ポイ!!

いきよふた(行き合ふた)←広島弁ポイ!! いきよった、やりよった、ゆぅよった

<-e+a → -eja >

中居となれやうて(なれあふて馴れ合ふて)

<-e+o → -ejo >

わすれよったよ (わすれをった)←広島弁ポイ!! たびょった(たべよった)

樋口一葉は東京の人だが「読書を好み草双紙の類いを読み耽っていた。」とのことなので、近世文学からかな。

p317 なんの魂胆もない仕方話 身ぶり・手ぶりをまじえてする話。また、それを取り入れた落語。

p318 声を枉げず

ま・げる【曲げる】
[動ガ下一][文]ま・ぐ[ガ下二]

1 まっすぐな物などを弓形にする。まがった状態にする。たわめる。「針金を—・げる」「腰を—・げる」

2 傾ける。傾斜させる。「首を—・げる」

3 (「枉げる」とも書く)本来の主義・考え・希望などをむりに変える。「信念を—・げる」

4 (「枉げる」とも書く)道理・事実などを意図的にゆがめる。「法を—・げる」「事実を—・げた報道」

5 《「質」と同音の「七」の字の第2画を曲げるところから》質に入れる。「時計を—・げる」

[下接句] 己を枉(ま)げる・駕(が)を枉げる・冠(かんむり)を曲げる・旋毛(つむじ)を曲げる・肘(ひじ)を曲げる・臍(へそ)を曲げる

p319 女が、桃割結綿から好きな男のために赤い手絡の丸髷に結い替えるうれしさは女だけが知るもので、

赤手絡 

① 結婚した女の、結い初めの丸髷(まるまげ)の根元などにかける赤色のきれ地。
※都々逸「赤(アカ)い手柄(テガラ)と、まぶしい顔が、噂を残しに帰へる里」
② 転じて、新妻の異称。

p319 抛ってまでも なげうって

抛(ホウ) 抛る(ほうる)抛つ(なげうつ) 抛げる(なげる)の読み方がある。

p320 人の身は月の盈虧けというけれど

盈虧 えいき 月のミチカケ (=栄枯)

盈 えい 満ちること 

虧 き かける。欠け落ちる。「虧損」

p338 大したみ(うどみ)ようで 土佐弁

① 騒ぐ という意味です。
「なにをうどみゆう?」
(何を騒いでいるんですか?)
という風に使われます。

② 苦労する、嘆く という意味です。
「やまにさるがでてうどみゆぜよ」
(山に猿が出て苦労しているのよ)
という風に使われます。

p338 綸子の被布を羽織り

綸子とは、経糸(たていと)、緯糸(よこいと)どちらも よらない糸を使用した織物で、後染め用の生地です。綸子は、織り方によって地紋が浮き出るのが特徴で、縮緬(ちりめん)よりも薄手ですが、光沢があり手触りが柔らかく滑らかです。

p343 犒い =労い ねぎらい

p354 手を拱き こまねき

p355 三百代言 

さんびゃく-だいげん【三百代言】
詭弁きべんを弄ろうすること。また、その人。また、弁護士をののしっていう語明治時代の初期に、資格のない代言人(弁護士)をののしった語からいう。▽「三百」は銭ぜに三百文もんの意で、わずかな金額、価値の低いことを表す。「代言」は代言人で弁護士の旧称。

p375 苧殻 おがら 皮を剥いだ麻の茎 お盆の迎え火,送り火をたくのに用い,供物に添える苧殻ばし(箸)とする。

p378 朝祈暮賽 ちょうきぼさい 朝夕、神仏に参詣して祈願すること。

p378 郁李 いくり 

いく‐り【郁李】
〘名〙 植物「にわうめ(庭梅)」の漢名。

p390 九万引のぬた くまびき シイラの高知弁

p390 りゅうきゅうの酢もみ

りゅうきゅう 蓮芋(ハスイモ)のこと。高知特産の野菜とのこと。

高知県在住のプロマジシャン・マスタージャックさんのブログから。
高知特産の野菜「リュウキュウ 」。名前の由来は? | 高知のマジシャン・マスタージャック
ツイート スポンサーリンク 目次1 はじめに。2 「リュウキュウ」とは?3 「リュウキュウ」の名前の由来。4 最後に。 はじめに。 高知県の特産品で「リュウキュウ」と呼ばれる野菜があります 高知の野菜なのに・・ なぜ「リ … 続きを読む 高知特産の野菜「リュウキュウ 」。名前の由来は? →

p395 普門品 ふもんぼん

法華経第八巻第二五品の観世音菩薩普門品の別称。観世音菩薩の名を受持することの功徳や、この菩薩が三三に身を変えて世の人を救うことを説いたもの。観音経。普門。

p400  あかぎれ

p412 元旦の朝は皆が若水をつかって膳につき

若水 

若水で邪気払い
元旦の朝に初めて汲む水を「若水」といいます。年男(その年の干支にあたる人、または厄年の人)か、一家の主が井戸・川・泉などから汲んできた若水で煮炊きしたり、口をすすいだり、お茶をたてて邪気をはらいます。最近では、水道の蛇口に輪飾りをつけて若水を汲んだりします。三越HPより

p413 纏頭袋 ぽちぶくろ

てん-どう 【纏頭
名詞
歌舞・演芸などをした者に、衣服や金品をほうびに与えること。また、その金品。転じて、当座の祝儀。「てんとう」とも。▽ほうびとして衣服をもらったとき、それを頭にまとったことから

纏足のテン。まとめ買いのマトメ。

①まとう。まといつく。からまる。まつわる。「纏綿」 ②まとい。陣営や火消しの組の印として用いたもの。 ③まとめる(→纏足)。

p421 これからは「腹が北山」じゃというてもつまみ食いは叶わん境遇

腹が北山(きたやま)[=は北山時雨(きたやましぐれ)]
「北」を「来た」にかけて、腹がすいてきたことをいうしゃれ。

p422 車列が繹々と連なり

音読みエキ訓読みたず(ねる)つら(なる)つら(ねる)意味引く。ぬく。たずねる。きわめる。明らかにする。つらねる。つらなる。絶えずにつらなり続くさま。

繹々の類語、関連語、連想される言葉
代々、繹々、蜒蜒、連々、縄縄

演繹のえき

なぜ「演繹」というのか?「百學連環」

演繹とは猶字義の如く、演はのふる意、繹は糸口より糸を引キ出すの意にして、其一ツの重なる所ありて種々に及ほすを云ふなり。

第85回 なぜ「演繹」というのか | 「百学連環」を読む(山本 貴光) | 三省堂 ことばのコラム
西先生は、ミルの新しい論理学のポイントを、このように説明します。 其改革の法たる如何となれは induction なるあり。此の歸納の法を知るを要せんには、先つ以前の deduction なるものを知らさるへからす。演繹とは猶字義の如く、演はのふる意、繹は糸口より糸を引キ出すの意にして、其一ツの重なる所ありて種々に及ほ...

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