磁石を生き返らせる方法

磁石を扉に使ってある小物の修理依頼。口が閉まらないと。両側に設置された磁石がしまった状態を維持する仕組み、磁石が磁化を失っている。簡単に言うと磁石がサボっている。小学生に説明するように言うと磁石の中には細かい磁石が何万個も入っていて、いろんな向きをしているが、方向が揃うときに磁化する。

磁石は熱や衝撃で磁化を失う。中の細かい磁石の向きがバラバラになり磁化を失う。開閉の衝撃が原因になったと推測。磁石は復活することが可能。どうやるかと言うと、強い磁石をくっつけるだけ。バカバカしいけど本当にもとに戻る。強い磁石をくっつけると、磁石の中の細かい磁石の向きが揃うから。持っていたネオジム磁石をくっつけて離せば修理完了。

磁石と磁石とを直接カチンと接合させる仕組みはいただけない。クッションを付けるか、合わせ部位を鉄板など間接部品にして磁石に直接衝撃が加わらない構造にするほうが良いと考える。建具のマグネットキャッチも磁石むき出しではないのは衝撃による劣化を防ぐためでもあろう。

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