2025.4月 台北で食べたもの

また台湾に行ってきました。台北だけ。

お品書き

ニラ餃子と牛肉麺が美味しい「鴻水餃牛肉麵」(雙城街夜市)

呑兵衛であふれる海鮮居酒屋「鮮定味生猛海鮮」

揚げてない臭豆腐初体験、「晴光臭豆腐」の麻辣湯(雙城街夜市)

24時間営業の「蘇記玉米排骨湯」

パイナップル+パッションフルーツ+レモン、酸っぱウマ。フルーツジュース店「曾朝敏 果物」(東門市場)

台湾おむすび、ファントン(飯糰)台北駅前の青島飯糰。(台北駅前)

Wilbeck Cafeでホッとする。(台北駅前)


ニラ餃子と牛肉麺が美味しい「鴻水餃牛肉麵」(雙城街夜市)

先ずは恒例のニラ餃子の店「鴻水餃牛肉麵」。場所は雙城街夜市。

鴻水餃牛肉麵 · No. 12, Shuangcheng St, Zhongshan District, Taipei City, 台湾 10491
★★★★☆ · ホーカーストール

牛肉麺、スネ肉の煮込みがゴロゴロ入っています。タカナと辛味で味変しつつ食べます、美味しかった。

翌日再訪し、ニラ餃子を美味しくいただきました。いつ来ても人気の店です。行列が絶えることがありません。

呑兵衛であふれる海鮮居酒屋「鮮定味生猛海鮮」

次は地元民の呑兵衛が集まる海鮮居酒屋「鮮定味生猛海鮮」林森北路沿いにあります。

鮮定味生猛海鮮 · No. 25, Jinzhou St, Zhongshan District, Taipei City, 台湾 104
★★★★☆ · シーフード・海鮮料理店

この居酒屋はビルの一階にあり、道路側にあっけらかんと開放され、店の活気が道路まで溢れている感じ。台北のムウっとした湿った夜気に晒された店内に着席すると、ピチピチのミニスカートのお姉さんが台湾ビールいかが?とおもむろにやってきましたが、決していかがわしいサービスの店ではございません。店内はガラス張りどころかオープンエア。球場のビール売り子的な感じ。ビールを頼まずお茶を頼んだので、お姉さんはちょっとがっかり。しかし、辛口のおかずを頬張るうち、だんだん後からビールが欲しくなってきて、辛抱たまらず立ち上がり、冷えたショーケースに手を入れて勝手にビールを取り出しました。台湾の居酒屋を「熱炒」(ローチャオ)と呼びます。ローチャオではセルフで取りに行くところが多いようです。栓抜きは各テーブルにあるのですが、私はそれを知らず、先程のピチピチミニスカートの販促係のお姉さんのところにノコノコ出張って行って蓋を開けてもらうという失態を犯しました。飲みたくなる味付けのおかず、ご飯かお酒が欲しくなる辛めの味、こりゃ飲まざるを得ない。台北のオジサンたちの憩いの場所です。どのおかずもはっきりした味で美味しかったです。後で気づいたことにはご飯のジャーがおいてあり、セルフでご飯も食べられる仕組みでした。

↓筍の炒め物。にんにくがすごい。

揚げてない臭豆腐初体験、「晴光臭豆腐」の麻辣湯

台北に来たら臭豆腐、揚げたものは何度も食べましたが、この度、揚げてない臭豆腐を麻辣湯で初めて食べました。クッサイけど美味い(笑)「晴光臭豆腐」場所は雙城街夜市です。

晴光臭豆腐 · No. 17-2號, Shuangcheng St, Zhongshan District, Taipei City, 台湾 10491
★★★☆☆ · レストラン

普通のお豆腐が入っているな、と頬張るとグワーッときた、紛うことなき臭豆腐のナマです。なかなかタフなオイニーでサイクーですが、激辛のだし汁と一緒に食べるとふんわり良いアクセントになって食が進みます。クサウマw。発酵食品は匂いと引き換えに濃厚な旨味が引出されていますから、食べているうちに旨味が勝ってきて匂いは脇役程度に。辛くて汗が噴き出しました。具の鴨血もレバーみたいで私には美味しかったです。具が全部入りの意味の綜合、綜合スープを頼みました。晴光臭豆腐では揚げた臭豆腐も売っています。相席の台湾人おじさんは一人でどっちも食べていました。

24時間営業の35年老店「蘇記玉米排骨湯」

お次はふらっと入った「蘇記玉米排骨湯」。林森北路沿いにあります。

蘇記玉米排骨湯 · 3 No. 4弄, Lane 399, Linsen N Rd, Zhongshan District, Taipei City, 台湾 10491
★★★★☆ · レストラン

夜明け前の時間帯、早起きして散歩。夜遊び帰りの派手ななりの若い人たちや早起きの台北人が24時間営業であるこの店に行列を作っていました。明かりに引き寄せられる夜灯虫のように。人だかりはきっと美味しい証明であると信じ、勇気を奮って入店。玉米がトウモロコシの意味で表現が面白い。トウモロコシとガラのスープ「玉米排骨湯」が看板メニューだとお店の人があれこれ教えてくれて気さくで親切でした。めっちゃ話しかけてきて面白かった。日本人が珍しいのかな。スープは酒のんだ後とかでも入りそうな優しいお味で美味しかったです。その他にルーウェイ(台湾風おでん)やゆで野菜、鶏肉飯などがおいてありました。鶏肉飯はほぐした味付き鶏肉がこれでもかと言うほどたっぷり乗っかっていて、ダシのしみたゼラチン質の味わいで塩加減も良かったです。日本人は多分来ない雰囲気の店構え、地元感の強いお店です。

パイナップル+パッションフルーツ+レモン、酸っぱウマ。フルーツジュース「曾朝敏 果物」

お次はフルーツジュースの美味しいお店「曾朝敏 果物」東門市場の東詰にあります。

曾朝敏 果物 · 100 台湾 Taipei City, Zhongzheng District, Lane 181, Section 2, Xinyi Rd, 12號1樓
★★★★★ · フルーツ卸売業者

眼の前でくだものを切り、ジューサーにほりこんで生ジュースをガラガラと作ってくれます。作業が見えるのが良い。くだものをミックスでき、バイナップルとパッションフルーツの混合を頼んだところ、レモン追加を勧められ素直に従いましたが、これが正解。この組み合わせはパッションフルーツを更に引き立てて、目が覚めるほど酸っぱくて美味しかった。ジュース屋の裏が青果店と通じ、素材が新鮮なことは明らかです。台湾は果物天国、年中果物や野菜が美味しいところです。

台湾おむすび、ファントン(飯糰)。台北駅前の青島飯糰。

次は、帰国の朝食べた、ファントン、おむすび屋です。青島ファントン。

青島飯糰 · No. 13, Qingdao W Rd, Zhongzheng District, Taipei City, 台湾 100
★★★★☆ · 朝食レストラン

ここでも全部入りの綜合肉鬆(ゾンゲロウソン)を頼みました。肉鬆(ロウソン)は必ず入っています。日本のおむすびより一回りでかくて具が盛りだくさん。チャーハンに近い油具合でおむすびの概念が覆ります。油であげたサクサクの油條が一本入っているのが特徴、味の沁みた肉鬆(ロウソン)もしっかり入って、ツナ、卵、鰹節、野菜などがギュッと押し込められています。食べるたびに違う具材が組み合わさって顔を出す。紫色のコメも美味しかった。油のしゅんだタンパク質のジューシーな具材と、もちもちした黒いコメと紫色のおこめ。大きいおむすびですが、具の塩梅が良くペロリと食べました。

Wilbeck Cafeでホッとする。

Wilbeck Cafe ハンドドリップコーヒーのお店。台北三越の近くにあります。

Wilbeck Cafe · No. 26-7, Xinyang St, Zhongzheng District, Taipei City, 台湾 100
★★★★★ · カフェ・喫茶

二度目の利用、店は落ち着いた雰囲気です。台湾の接客はたまに怖いときがありますが、ここはニコニコ接客です。わざわざ台北まできてスタバ使うのもなあ、というときにここが良いかな。

お読みいただきありがとうございます。

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