成田空港から国際線だけではなく、格安の国内線が多数でています。ローコストキャリア、LCCを国内線中心に整理してみます。前半国内線、後半国際線(台湾)。新幹線やレガシィキャリア(ANAやJAL)に比べてかなり安いようですね。成田空港に近い場所に住みながらANAのマイルに拘って、LCCに目が向かなかったのもありましたが今後使ってみたいです。
簡単にまとめると(2023.春時点の情報に基づく)
・ピーチとジェットスターと春秋が成田発着。その他が羽田です。
・ANAのマイルが流用できるのはピーチ。
・ANAと資本関係があるのはピーチ、スカイマーク、エアドゥ。
・JALと資本関係があるのはジェットスター、春秋航空、国際線だがZIPAIR
地方から東京便については
・新千歳は、ANA・JAL(羽田)のほか、ピーチ(成田)とジェットスター(成田)とソラシドエア(羽田)とスカイマーク(羽田)とエアドゥ(羽田)
・女満別・釧路・帯広・旭川・函館は、ANA・JAL(羽田)のほか、エアドゥ(羽田)
・関空はANA・JAL(羽田)のほか、ピーチ(成田)とジェットスター(成田)とスターフライヤー(羽田)
・伊丹はLCC設定なし。
・神戸はANA・JAL(羽田)のほか、スカイマーク(羽田)
・松山・高知・高松はANA・JAL(羽田)のほか、ジェットスター(成田)
・広島はANA・JAL(羽田)のほか、春秋航空(成田)
・佐賀はANA(羽田)のほか春秋航空(成田)※土曜のみ
・山口宇部・北九州はANA・JAL(羽田)のほか、スターフライヤー(羽田)
・福岡は、ANA・JAL(羽田)のほか、ピーチ(成田)とジェットスター(成田)とスターフライヤー(羽田)とスカイマーク(羽田)
・大分・宮崎・熊本はANA・JAL(羽田)のほか、ジェットスター(成田)とソラシドエア(羽田)
・長崎は、ANA・JAL(羽田)のほか、ジェットスター(成田)とソラシドエア(羽田)とスカイマーク(羽田 神戸乗り継ぎ)
・鹿児島は、ANA・JAL(羽田)のほか、ジェットスター(成田)とソラシドエア(羽田)とスカイマーク(羽田)
・那覇は、ANA・JAL(羽田)のほか、ピーチ(成田)とジェットスター(成田)とソラシドエア(羽田)とスカイマーク(羽田)
・宮古(下地島)はJAL(羽田)のほか、ジェットスター(成田)とスカイマーク(羽田 沖縄のりつぎ)
・奄美はJAL(羽田)のほか、ピーチ(成田)
・石垣島はANA・JAL(羽田)のほか、ピーチ(成田)とソラシドエア(羽田)
ピーチ
成田発着の場合、大阪、女満別、釧路、札幌、福岡、大分、長崎、奄美、沖縄、石垣、台北桃園、高雄に定期便がある。ANAのマイルを利用できる仕組みがある。ANA連結子会社で株主優待はない。
ジェットスター
成田発着の場合の到着地は、国内に限ると、札幌(新千歳)、福岡、高知、大阪(関西)、宮崎、熊本、鹿児島、松山、長崎、大分、沖縄(那覇)、宮古(下地島)、高松。
ジェットスターは3つある。カンタスグループの完全子会社のジェットスター航空、シンガポール系企業ウェストブルック・インベストメント(51%保有)、株式の残り49%をカンタスグループが保有するジェットスター・アジア航空(シンガポール拠点)。そして、ジェットスター・ジャパン、豪カンタスグループ、日本航空株式会社、東京センチュリー株式会社が出資。
オーストラリア便がやたら多いのはカンタス航空の関係。
スカイマーク
スカイマークは成田ではなく羽田発着。
羽田出発で、札幌(新千歳)、神戸、福岡、鹿児島、那覇、宮古(下地島)の航路がある。
上場前のスカイマークの株主は、投資ファンド「インテグラル」と関連ファンドが50.1%、日本政策投資銀行(DBJ)と三井住友銀行(SMBC)が折半で設立した投資ファンド「UDSエアライン投資事業有限責任組合」が33.4%、全日本空輸(ANA/NH)を傘下に持つANAホールディングス(ANAHD、9202)が16.5%。ANAと資本関係はあるが、マイルの共用・変換は出来ない。
エアドゥ
北海道の千歳以外の地方もカバーするスペシャリスト。羽田発着のみ。札幌(新千歳)1日12往復、旭川線 1日3往復、女満別線 1日3往復、釧路線 1日2往復、帯広線 1日3往復、函館線 1日2往復。ANAと資本関係にあり、ANAとコードシェア便になることがある。快適だった。
スターフライヤー
羽田発着に限る。関空、山口宇部、北九州、福岡、那覇。九州北部ー山口。
ソラシドエア
羽田発着に限る。大分、熊本、長崎、宮崎、鹿児島、沖縄。九州中南部に特化している。福岡が無いのがミソ。宮崎に本社。
2004年6月より産業再生機構の経営支援を受け、ANAが第2位の株主となり、同社との業務提携により経営再建を目指していた。2022.10株式会社リージョナルプラスウイングス設立、北海道を拠点とするAIRDO(エア・ドゥ)と、九州・沖縄を中心とするソラシドエアによる共同持株会社。
春秋航空
成田空港発着。新千歳、広島、佐賀。JAL傘下。
以下、成田発着LCC国際線のうち、台湾線を記載します。
タイガーエア台湾
成田・羽田発着 台北桃園
成田発着 高雄
スクート
シンガポール航空グループのLCC 成田発着の台湾桃園便に昔乗ったことがあります。
スターラックス航空
スターラックス航空(星宇航空)は、新しい台湾の航空会社。エバー航空の後継者争いでエバー航空董事長の座を追われた張國煒により設立(おお、キナ臭いw)。「台湾桃園国際空港をベースに「台湾のエミレーツ航空」を目指して事業計画を進めている。」。
日本では成田、関空、福岡、那覇、札幌、仙台に就航。台湾桃園拠点。
レビューを見るとのりたくなってきました。LCCではなくフルサービスキャリアのようです。
韓国便
チェジュ航空、ティーウェイ航空、ジンエアー、エアプサン、イースター航空、エアソウル(韓国系LCC)
韓国系LCCは乱立して、経営が厳しいようです。日本航空の完全子会社で国際線専業LCCのZIPAIRもあります。いずれも成田発着になります。
ピーチ航空の国際線はなぜか羽田空港発着
あとびっくりしたのは羽田からピーチ航空のソウル行きが出ています。ピーチ航空は、国内線は成田発着が多いのに、台北桃園、上海、ソウルには羽田空港から国際便があって、不思議な感じがしました。ANAのLCCだからスロットをもらったのだろうか。
以上です。お読みいただきありがとうございます。
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