2023/05/16
佐賀に興味が出てきた理由は徐福伝説、本当かどうか知らないけれど、徐福がたくさんの子供たちと職人たちを連れて中国大陸から今の佐賀に渡ってきた、と。不老長寿の薬を求めて来たのだが、かなわず日本のあちこちに住み着いた、と。それだけたくさん来たのだったら最初から”移住”だろうな。広島の宮島にも徐福岩というのがある。
徐福は2度日本に来た。出雲に、そして佐賀に。空港から佐賀駅に行く途中に海童神社があった。出雲にも同じような名前の神社がある。この童というのが徐福が連れてきた子供ということらしい。
『史記』に徐福の関連記事があり、
秦の始皇帝に「東方の三神山に長生不老の霊薬がある」と具申し、始皇帝の命を受け、3000人の童男童女(若い男女)と百工(多くの技術者)を従え、財宝と財産、五穀の種を持って東方に船出したものの三神山には到らず、「平原広沢(広い平野と湿地)」を得て王となり、秦には戻らなかった、
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%BE%90%E7%A6%8F
とあるそうです。一方で、
同じく『史記』巻六「秦始皇本紀」に登場する徐氏は、始皇帝に不死の薬を献上すると持ちかけ、援助を得たものの、その後始皇帝が現地に巡行したところ、実際には出港していなかった。そのため、改めて出立を命じたものの、その帰路で始皇帝は崩御したという記述となっており、「不死の薬を名目に実際には出立せず、皇帝から金品をせしめた詐欺師」として描かれている
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%BE%90%E7%A6%8F
福岡県の小学校に通っていたとき九州各地には行ったけれど、佐賀市だけは旅をした記憶がない。特急みどりを使えば佐賀駅~博多駅間はほんの40分で着く、意外に近いですがなぜ足が向かなかったか。
Jタウン研究所の「一生行かなそうな都道府県」アンケート調査で栄えある一位の佐賀県(総投票数3997票、2019年10月25日~12月13日)。
マイナビの調査でも
■あなたが「一生行くことはないだろう」と思う都道府県は?
第1位 佐賀県 49人(9.8%)
第2位 青森県 38人(7.6%)
第3位 沖縄県 31人(6.2%)
来てみてわかったけれど、素晴らしいところです。
九州は焼酎が中心と思っていましたが、佐賀県は日本酒造りが古来盛んであるということを現地に来て初めて知りました。富久千代酒造の鍋島という酒を勧められて飲んだら、これが一番!大変香りもよく上田の信州亀齢のような香りと味わいも、美味しくておかわりおかわり。
タタラと酒造があるところを、私は勝手に出雲っぽいと思います。富久千代酒造は佐賀県鹿島市浜町にあり、祐徳稲荷の近くのようです。行ってみたい。九州でタタラというと壱岐のカラカミ遺跡、博多遺跡群(那珂川と御笠川に挟まれたエリア)が古い。これらの元は奥出雲や吉備だろうナ。
呼子のイカの活き造りの店にも行きました、斑点が点滅。そこそこお値段しますがね。
佐賀駅近辺を徘徊しました。徐福を探しに。。
徐福を探している脳が、トライを勝手に渡来と変換、家庭教師の渡来。。。。ごめんなさい、0点。
佐賀と言うと”山本常朝の葉隠”。今でも武士道教育精神は受け継がれているのだろうか。
佐賀駅から佐賀城に向かう道筋にある歓楽街。愛敬通り。客引きのほうがやや多い。徐福ちゃん、童女ちゃん、どこんおるとね。
おれ、探しとるものがなんか違うんやない?
古臭い飲み屋街に煙がモウモウする焼き鳥を探したけどなかった。居抜きの小洒落たワインバーの常連客とご挨拶するのも億劫で入りづらく、ラーメン屋へ。子供の時食った博多のラーメンの味とは違うけど、地域差なのか、これはこれでとても美味しかったです。
5月末じめのANA優待券を消化するため急遽5月に大分空港(国東へ)と佐賀空港(吉野ケ里、佐賀周辺)を利用しました。忘れちゃうので消化不良のまま記事にします。
お読みいただきありがとうございます。
<追記>2023/05/28
銀座君嶋屋さんにフラッとはいったら置いてありました。おいちい。
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