ナイロンの耐熱性

買ってみてナイロン製とわかったがナイロンの耐熱製が気になる。熱い料理で溶けないか。素材、ナイロン66、耐熱220度、もも肉をひっくり返したりする時の温度に耐えられるか。結論から言えばおそらく大丈夫そう。天ぷらや揚げ物の油の適温は高くても190度。

  • ナイロン66の融点は265度。
  • 普通の調理温度は180度。ただフライパンや鍋底はもっと熱いから置きっぱなしには出来ない。
  • 木製の調理器具について

ナイロンの語源、ストッキングの伝線をrun(ロン)、no-run(伝線しない)からNyrunナイロン。元々はナイロンは商品名。切れにくい合成繊維として開発。化学的に丈夫な結晶構造をとることによって強靭となる。

ナイロン66の構造式を、CH-N-CO チンコで覚える方法がある(上の動画)。ヘキサンメチレンジアミンとアジピン酸が縮合重合したものがポリマーになって、出来たポリアミドがポリアミド66、つまりナイロン66。ナイロン66の融点は265度、ナイロン6は215度。ナイロン66は工業プラスチックに使われ、耐摩耗性、耐油性、耐薬品性で優れ車の部品にも使われる。その性質をもたらす背景がチンコで結ばれる結晶性構造。

いっぽうで料理の際の熱はどれぐらいか。コンロの温度センサーは250度、天ぷら油が360度で自然着火するのを防止する。鉄フライパンの普通の調理温度は具材が180度ぐらい。普通は220度にもならないようだ。ただ、過熱すると天ぷら油はナイロン66の限界220度を超えうるし、フライパンの底に熱の偏在はあろう、つまり、底の火が当たっているところはもっと熱いはずだ。五右衛門風呂の底が熱いように。火に焼けた部分にナイロンを置きっぱなしにすれば溶ける。調理中に鍋やフライパンに置きっぱなしにする機会があるヘラに、ナイロン素材は向かないと考える。鉄製と木製が一番と先祖返り、何も考えんでええ。今回買ったナイロン66のトング、食材をひっくり返すぐらいなら問題はなかろう。見た目は格好ええんじゃけどフライパンに置きっぱなしはダメじゃろう。

テフロンやフライパンのコーティングが剥げんようなお好み焼きをひっくり返すヘラが欲しい。木製のヘラがあるようじゃが、丈夫なんじゃろうか。私の出身地宮島にもあった。

https://www.e-takei.co.jp/ 竹伊(滋賀)

https://oyanagi.buyshop.jp/items/30138844 小柳商店(新潟三条)

http://miyajimakougei.com/s_shamoji/ 宮島工芸(広島)

https://www.taketora.co.jp/c/cooking/2hera/sa00467 竹虎(高知)

https://chikusai.com/?pid=50591523 竹彩本舗(京都)

ああ、連休が終わってしまう。。。。明日から頑張って働きましょう。

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