morphe(形作る)の派生 アモルファス モルフォロジー メタモルフォーゼ モルペウス 

日本製鉄の主力商品、ハイテン鋼を調べていたら結晶構造を失わせることで張力に強くなると。ア(否定)+モルファス(結晶構造)。鉄の結晶構造に炭素が入り込んだり、鉄の一部を他金属に置換することで結合力が強まる。アモルファス構造で張力につよいのでハイテン鋼という。結晶構造が乱れアモルファスになったほうが張力が増すのが面白い。

アモルファスのモルファス(結晶構造)と、Morphology(形態学)という言葉とは同源で、ギリシア語の「形作る」モルフェから来ている、morphe。

モルペウスという「夢の神様」がいる。夢を形作るのでモルペウスでこれもmorpheモルフェ(形作る)から来ている。モルヒネは寝させて夢を見させるから。モルペウスのお父さんがヒュプノシスで「眠りの神様」。眠りと夢を家族で担う。ヒュプノシスはラテン語のソムヌスで不眠症のことをインソムノレンスという。赤ちゃんの画像から老人の顔に徐々に変化するのをモーフィングアニメーションという。週末は、ダラダラ人間にメタモルフォーゼ!(変身!)しましょう。

では良い週末をお過ごしください。来週は梅雨明けでしょう。

追記 盛る、が奇しくも一致。メタ盛るフォーゼ。違う形に盛る→変身!

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