シジュウカラの可愛さにハートを撃ち抜かれ色好みの私は別の遊里へ。首から双眼鏡と望遠カメラをぶら下げた不審な格好で浜に向かいます。干潟に向かうとあら不思議、御年配の不審者がいっぱい。小鳥と同じく群れに入れば一安心。ただ干潟を歩くに長靴が必要と知るも時すでに遅し、洗えばいいと割り切り靴を濡らしました。
警戒心が強いミヤコドリさんの群れ、当日は引き潮で遠浅、遠い遠い波打ち際、望遠。居合わせたバーダーさんが「満潮なら近くで撮れるんですが」と。
ミヤコドリ(都鳥、学名:Haematopus ostralegus)北欧、中央アジア、沿海州、カムチャツカ半島などで繁殖し、西欧、アフリカ西岸、中東、中国南部、日本にかけての海岸で越冬する。かつて日本では旅鳥または冬鳥として主に九州に渡来していたが、近年は東京湾でも定期的に観察されるようになった。海岸で小さな群れを作ってすごすことが多い。英名がオイスターキャッチャー、くちばしは上下に平たくて先が鋭く、わずかに口を開けた二枚貝に素早くくちばしを差し込み、貝柱を切断して殻を開け、中身を食べる。ほかにカニやゴカイなども食べる。また、アイルランドの国鳥になっている。
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二枚貝が口を開けた瞬間に嘴をサッと突っ込むなんてめちゃくちゃ器用ですネ。ハマシギさんの群れにミヤコドリが混じっている場合も散見。
ハマシギの群れ。
テテテテ、と二羽走ってきて私の前を通り過ぎて走っていった、前のがゴカイっぽいの咥えてる。おめでとうさん!
ユーラシア大陸と北アメリカの北極海沿岸のツンドラ地帯で繁殖し、冬季は中国南部、中東、地中海沿岸、アフリカ西海岸、北アメリカの東海岸・西海岸に渡り越冬する。日本では旅鳥または冬鳥として、全国各地に渡来する。日本で最も多く見られるシギ類の種のひとつである
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こんなちっさいのに渡れるんじゃ、とびっくり。
次は伊勢物語の”ミヤコドリ”こと”ゆりかもめ”。足とくちばしが濃い赤色。目の後ろの黒い斑点が印象的。でも、ゆりかもめがミヤコドリとすると、本家ミヤコドリの立場が微妙…
ゆりかもめ「在原ナリヒラ?おう、知っとるよ!」
本家ミヤコドリ「どっちでもええ・・・」
お次はシロチドリさん。カニを捕まえてご満悦。笑ってる?
イケメン。
各県のシロチドリのレッドリスト記載状況
◯絶滅危惧Ⅰ類相当
千葉県、三重県
◯絶滅危惧Ⅱ類相当 岩手県、栃木県、東京都、神奈川県、静岡県、石川県、福井県京都府、大阪府、徳島県、山口県
◯準絶滅危惧相当 秋田県、山形県、茨城県、群馬県、山梨県、愛知県、岐阜県、富山県、和歌山県、香川県
胸(エリマキ模様)の模様が胸のところでつながらないのがシロチドリ。聴診器みたい。コチドリはエリマキ模様が前でつながるそうです。
やっと春めいてきました。皆様良い週末を!!
コメント
三番瀬も懐かしいです。
東北震災の際は液状化現象などで大きな被害がでたと聞きましたが
ミヤコドリがいる風景を見ていると復活でしょうか?
ミヤコドリは関西の海岸では見られません。
ハマシギも当地では「ハマシギ団子」と言って100以上の群飛が見られて素晴らしいです。
次回は干満時間の確認と長くつご持参で!
こんにちは。ヘルメット姿でキャタピラに乗った「船橋港業」のおじさんが巡回されていました。
このおじさんたちのおかげで浜が復活維持されているものと思います。
ハマシギ団子笑、面白い用語ですね。
今度こそ魚釣りのゴム長靴を持ってリベンジです。
鳥用に大きなレンズが欲しくなって来ました。
脚も浜でぬかるみましたが、レンズの沼にも片足を突っ込んでいます。ヤバい。シジュウカラ。。