決算説明会で知らない言葉「エクイティスプレッド」が出てきたので調べてメモ。ROE（実績）から株主資本コスト（期待値）を引いたものがエクイティスプレッドで大きいほど期待以上の結果を出したということ。企業が株主価値を創造しているかを示す重要な指標。
まず株主資本コストの計算、つまり株主の期待リターンの定量化。
株主資本コスト計算方法は3つあるが代表としてCAPM（Capital Asset Pricing Model キャップエム）
CAPM＝リスクフリーレート（国債利率）+β*マーケットリスクプレミアム
※国債利率＝実質利子率+カントリーリスクプレミアム+期待インフレ率 （主たる商圏の国債で）
※マーケットリスクプレミアム ≒長期的には大体6％程度で推移しているため6％
※2024/11/23現在年利 米国債10年 4.412 日本国債10年 1.073
ROEがCAPMと同じなら期待通り。ROE-CAPM＞０なら期待以上の企業価値を創出している。
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