インドネシア語メモ

インドネシア語の語根「チンパン」と広島弁の「チンバ」が全く同じ意味である

インドネシア語の「不平等」“ke-timpang-an”の語根はtimpang

timpangは「足を引きずる」「びっこをひく」「不釣り合い」と言う意味で、その派生で「不平等」となる。

ふと、広島弁の「ちんば」「かたちんば」と同じ意味じゃないか、と閃く。広島では靴や靴下が片方揃わないことなど「ちんば」という。用法が全く同じで音も似ている。

こういった連想を、学者のやつばらどもは「偶然の一致」と唾棄さらしてけつかる。黒潮で繋がるとはいえ、オーストロネシア語は日本語の祖語ではないことも重々承知している。記憶のフックとして広島弁「ちんば」を利用し、timpangを覚えることができればそれでよい。なのだが、それにしても酷似している。

tata suryaとは?

tata 秩序、組織、体系

surya 太陽  日常語のmatahari(昼の目)と同じ。スリヤはサンスクリット由来。

インドネシア人女性名にSriスリさんという方がいる。太陽そのものと言う意味ではなく「光り輝く」「繁栄」「吉祥」を意味する。輝きによってもたらされる豊穣、みたいな意味。稲の神様をDewi Sriという。タイの地名、スリアユタヤもSriつながり、スリランカ(輝ける島)も。

輝くハゲ頭にスリスリ。。とでも覚えよう。

ruang angkasa=宇宙

Pesawat ruang angkasa は宇宙船である。

Pesawat ✈️飛行機、装置

Ruang 空間 部屋

angkasa 空、天空、大気 サンスクリット由来。虚空、エーテル。

空というとLangitランギットが日常語。Udaraは空気、Cakrawala(チャクラワラ)は水平線、地平線、パノラマのような空を指す。


ruang angkasaで宇宙を指す。

インドネシアの国有航空会社を Angkasa Puraという。puraってお寺では?(後述)

puraってお寺では?

Pura Busakih ブサキ寺院でまず覚えていた。

Pura はもともと、「お寺」と、「街・城郭」の意味がある。

たとえば、Jayapura ジャヤプラ Jaya勝利の pura街

例えば、シンガポール Singaporeは、そもそもはSingapuraと書く。ライオンの町。

確かにライオンさん。。。右のヤツ、タイガーじゃん。

シンガポール国旗がイスラム国家のそれっぽいのはマラヤ連邦の名残。

Angkasa Pura(アンカサ・プラ)→ 国営の空港運営会社。

puriとpuraは印欧祖語の *(t)pĺ̥H(砦、街)に遡る

印欧祖語の*(t)pĺ̥H(砦、街)からの子孫たちを羅列。

Puri / Pura(インドネシア・インド)

Polis(ギリシャ:都市・ポリス)

Politics(英語:政治 = 都市を治めること)

リトアニア語: Pils(城)


puriは王宮 王族のすみか

puraは寺院 神様のすみか

砦を意味する、エジンバラのバラ、ハンブルグのブルグ、これらの元の印欧祖語*bʰérǵʰs(高い山に陣をはる)と、上記*(t)pĺ̥H(砦、街)とは異なる。

boroughやburgと言う語群はburgzに遡るのだが、そのルーツは2つ仮説がある。

2つのPIE(印欧祖語)

「高い場所(*bʰérǵʰs)」: 敵を見渡せる高い場所(山や丘)に陣を張る。

「*bʰergʰ-」世話をする、守る

前段の、pura/puri Polis(ギリシャ:都市・ポリス)と、PIEレベルでは元は一致しない。

Antariksa アンタリクサ 宇宙、星間

Antar interと同じルーツ 

Iksa 目、見る。

星と星との間にあるのがAntariksa 星間。英語のInterstellarと構造が全く同じ。

Cakrawala(チャクラワラ)は水平線、地平線、パノラマのような空を指す。経絡のチャクラと同じルーツ。

サンスクリット語のチャクラ、もともとは輪っか、車輪、円を意味し、経絡のチャクラは体内でエネルギーが渦巻いている場所と言う意味。

チャクラワラだが、古代の宇宙観として、世界は平らな円盤でその端を円環の山、Cakravalaが取り囲んでいると考えられていた。その円状の境界線チャクラヴァラが転じて水平線や地平線を指すようになった。単なる境界線の意味を超えて視界に拡がるパノラマ、空間、知見の広がりと言う意味もある。

つまり、仏教の須弥山の世界観とつながるし元はインドの世界観。

印欧祖語*kʷékʷlosが、チャクラ、wheel、cycle、これらの同じ語源でびっくりした。

Wiktionaryから引用:

Wheel — 中期英語 whele、古英語 hwēoġol、hwēol から、Proto-Germanic hwehwlą、hweulō から、Proto-Indo-European kʷekʷlóm、kʷékʷlos、*kʷékʷléh₂ から

Chakra — Proto-Indo-Iranian *čakrám から、Proto-Indo-European *kʷékʷlos (“circle, wheel”) から

Cycle — ラテン語後期 cyclus から、古代ギリシャ語 κύκλος (kúklos) から、Proto-Indo-European *kʷékʷlos の繰り返し形

Cakravalaは鉄囲山 てっちせん

valaは囲い、包むものと言う意味。山と言う意味ではない。山はサンスクリット語だと??

Giri, Gora, 強羅?ガーラ湯沢?

サンスクリット語で山を表すのはGiri。

セルビア語で山をゴーラという。モンテネグロをツルナゴーラCrna Gora というが、黒い山と言う意味。

Gora(セルボ・クロアチア語)Inherited from Proto-Slavic *gora, from Proto-Balto-Slavic *garā́ˀ, from Proto-Indo-European *gʷerH-.

*gʷerH-. の子孫がSanskritの गॄ (gṝ) Giri


ガーラ湯沢とは関係ないが、バルト地方のスラブ語ではGaraと変化している。https://en.wiktionary.org/wiki/Reconstruction:Proto-Indo-European/g%CA%B7erH-


箱根の強羅(ゴウラ)は流石に関係はない。山を見て「ゴウラ」って名前にしようヨ!っていう現象が世界の離れた場所で同時に起きたのだ。それで納得するように!黙ってろ!と、学者のやつばらはそれが「偶然の一致」であるとして唾棄さらしてけつかる(二回目)。


7月にインドネシア語検定を受けてみます。脱線ばかりして遅々として進みません。お読みいただきありがとうございます。

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