時空のゆがみ

うんこを我慢してギリギリのとき、マンションのエレベーターはいつもよりゆっくり上がる。私の周りだけ時空が歪んでいることを察知する。時間は相対的なもので個人の問題、こちら側の意識が時間の進み具合を変化させる。

ふと考えた、エレベーターには何らかのセンサーがあって、うんこギリギリの人を感知し、上昇速度を自動で下げてくれているのかもしれない、と。つまりこれは意地悪ではなく親切なのです・・。お皿に載せたショートケーキが倒れないよう、そっと運ぶように。慣性の物理法則に配慮した日本の先進技術だ、きっと。

便意は、ゴールが近づくと等比級数的に増加する、勝手に。コレは私の理性とはかけ離れた、別の猛獣と戦っているようなもの、内なるせめぎ合い。腸は進化せず化石時代のまま機能し、アンモナイトや恐竜も「便意の指数関数的増加問題」を共有していたはずです「まだトイレじゃない!まだはやいって」と。。助さん格さんが「静まれ静まれい!」と言ったって静まらない。理性が通じない。

その先で実際にトイレが使えるかどうかの考慮もなく腸は蠕動を活発化します。コレなら行けるという決裁が安易すぎる・・・。腸は「ワーイワーイトイレだー!オーレー!」とこちらの不安もそっちのけで前夜祭(リオのカーニバル)を始める。

派手な衣装に豪華絢爛なパレード!ブラジル・リオのカーニバルの楽しみ方
expediaより引用
絶対に見たいサンボドロモのパレード
expediaより引用

保険はそもそも人間を堕落させるもの。保険というものを一切考慮しない「わが道の先に勝利しか存在しない」と信じる腸の生き方は確かに堕落こそしてはいないけれど、ヤンチャ過ぎるよ、ザ・無謀。

トイレまでの距離は私が認識する。が、それはセンサーに過ぎず、その認知情報をもとに、勝手に行けると決裁しているのはキャツ、そう、腸だ。まったくの主客転倒だ。私は常に腸の下僕である。頭の悪いイケイケ上司のもとで辞を低くし、素直にアホ上司”腸さん”の望むままに完璧な仕事をするべく、エレベーターの中で用意周到、上着のボタンを外し、右手に家の鍵を用意し、ベルトを少し緩め、最短時間でトイレに駆け込めるように準備万端・・・そしてこのあと悲劇が。(つづく 全120話)

よく最後までたどり着きましたネ。シモの話は大好きです。最後まで読んでいただきありがとうございます。

内房から見た東京湾です。

コメント

  1. CHIRICO より:

    いったい120話目にはどんな展開がまちうけるのか(笑)
    パワスポ系でパワーに当てられていきなり来る事があります。
    あれは浄化なのですかね、お腹の中に不浄なものがたんまり溜まっているのでしょうかね。

  2. yopioid より:

    パワースポットで、スポッと出ちゃうんですね。爽やかな朝に失礼しました。
    本屋にも同様の見えざる力が働いているそうで、感受性の強い方はたちどころに催すのだそうです。
    霊感の類を一切持ち合わせない私は図書館でもパワースポットでも霊力を感じたことはありません。
    日頃緩めなので、逆に型の良い一本グソが出たらパワーをいただいたと感じるかもしれません。
    重ね重ねすみません。

  3. 私も続きが気になります(笑)
    図書館はよく聞きますね。
    私はハワイのアウトレットでたまに感じることがあります…(^-^;
    リフレッシュで浄化されてるのか!?

  4. yopioid より:

    うんこネタにコメント下さりありがたいと同時にゴメンナサイ。
    胃腸を経る長い旅路の果てに、肛門の穴にたどり着いたうんこがこう言います。
    「あら?!もう穴」
    あらもうあな。。。アラモウアナ。。。アラモアナ!
    それはズバリ、アラモアナショッピングセンターですね!今回は自信がありますっ!

  5. 上手い!!
    座布団10枚!!(*^^)v

  6. yopioid より:

    酔って変なこと書いちゃいました、しっけい!

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