2022年5月10日 台湾パイナップルのヘタから再生しています。勝手に名前をつけて呼んでいる”おぱいなぽう様”🍍です。横幅90cm、地面からの高さ36cm。葉がのびて、もはやパイナップルの原型をとどめておりません。このまま巨大化して果たして手に負えるのか。
冬の間は室内・窓際に置き太陽に当てました。成長がゆっくりだと思っていたけれど、写真で見比べると大きくなっています。気温が20度をこえた頃から中心部に再び黄緑色の若葉(成長点)が増加し、葉のボリュームが増し始めました。横幅がデカくなり鉢の移動や置き場所に難が(嬉しいけどネ!)。
上の若葉の成長部が明るい緑なる一方で、下の方の葉先が枯れることが4月中旬におこり、肥料不足と感じブルーベリーの肥料を追肥しました。酸性を保つ肥料だそうです。酸性土壌を保つためにピートモスも追加しました。この肥料は、窒素リン酸カリ比が6:5:5 マグネシウムが2 鉄0.1という組成です。投与後ピタッと枯れが止まったので春先の肥料が足らなかったのだと考えています。冬季は肥料も水も控えめにしていた(毎日霧吹きで葉水は与えてはいた)ので、なにかが不足気味であったのかもしれません。
成長記録をお示しします。上が最新で、下にゆくに従い過去に遡ります。
2022年1月23日 ↑
2021年12月16日 ↑
2021年10月16日 ↑
2021年9月24日
2021年8月5日再生栽培開始。
品種名は失念しましたが、実が真っ白の”ホワイトパイナップル”。まさか育つとは思わず、実の写真は撮っていませんが美味しかったです。
追肥についてはあれこれ思案しています。初期、牛糞でやって冬に室内に取り込んだときコバエワールドになって大変でした。次の秋冬は徐放性化学肥料にしようと考えています。酸性土壌を保つための配慮が必要で普通の肥料が使えるのか迷いました。
JA沖縄のパイナップル肥料を見ると、http://www.ryuuka.com/products/detail.php?product_id=2722
肥料の名称 くみあい配合肥料パイン新1号
保証成分量(パーセント)
アンモニア性窒素 12.0
く溶性りん酸 3.0
内水溶性りん酸 1.0
水溶性加里 12.0
原料の種類
(配合原料)硫酸アンモニア、塩化加里、加工りん酸肥料
備考:重量割合の大きい順である
正味重量:20kg
生産した年月:袋上部に記載
生産業者:琉球肥料株式会社
供給:JAおきなわ
NPK比(窒素リン酸カリ比)が12:3:12です。おそらく、最初の土作りのための肥料だと思われます。理由を考えると、初期に葉と根の育成に必要な窒素とカリ重視の塩梅で、初めて花が咲く(実がなる)ころにリン多めの追肥前提ではないかと愚考しました。
一方でパイナップルにはリン多めがいいという記事もあります(NHK趣味の園芸 https://www.shuminoengei.jp/m-pc/a-page_p_detail/target_plant_code-950/target_tab-2)。
また一方で窒素が虫をよせつけ、それに対して農薬を使うというのは間違っている、肥料をやるのは間違いだ、という”ナチュラル”派の過激な記事もあったりしますがあまり興味がありません。本家本元の台湾のパイナップル農家に弟子入りしたいです。
いつもお読みいただきありがとうございます。
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