丸紅、アンモニア船を初保有。輸送参画へ。ソルバンと共有
Solvang社は、世界におけるアンモニアの海上輸送量の10%のシェアを握るトッププレーヤー https://solvangship.no/ ノルウェーの国記号”no”なのだ。
Solvangは北欧語で日の当たる野原。スバルのWRCドライバーSolbergソルベルグ、のソルも太陽のよう。
アメリカ合衆国カリフォルニア州サンタバーバラ郡の都市にソルバングがある。デンマーク人集団が開拓した。
古野電気、しめやかにお別れの会。古野清賢名誉相談役
元古野電気社長。1938年に兄の清孝氏とともに創業し、48年に世界で初めて魚群探知機を実用化した。長崎南島原出身。最初は兄弟で集魚灯の電灯を付けるなど電気工事を仕事としていた。
古野清孝は船頭から「泡の出ているところには魚がたくさんいる」という話を聞き、1945年12月から科学的にその場所を特定して魚を探す方法の開発に取り組み始めた。泡は超音波を反射することが知られていたので超音波の使用を検討し、海軍からの放出物にあった音響測深機を取得し、約1年かけて実用的な魚群探知機を完成させた。1948年12月、古野清孝は古野清賢と合資会社古野電気工業所を設立し、魚群探知機を一台当たり60万円で本格的に販売開始したが漁師が使いこなせず返品の山。
五島列島岩瀬浦漁港で一番漁獲高が低かった桝富丸に古野社長が漁労長になり魚探をつかって漁獲高を上げ、岩瀬浦でようやく認められ、続いて岩瀬浦全体で採用され漁港単独の漁獲高を上げた。そこから世界へ。
古野の魚探のすぐれたところ
①軍事用の機器を小型化し安価にして、民生用に転換することを一中小企業が先んじて実現したこと
②ハードウェアとしての魚群探知機のみならず、ソフトウェアとして魚群探知機を生かした漁法のノウハウをパッケージ化して提供することで、顧客を開拓したこと(自ら漁船にのりこむ)
③これらを円滑に行うために、開発、生産、販売、アフターケアなどを内製化した組織で一元的に提供したこと
IEEEマイルストーンに古野の魚探が選ばれた。
「古野電気は30日、魚群探知機の商用化が水産業の近代化に貢献したとして、世界最大の電気・電子分野の国際学会IEEEから「IEEEマイルストーン賞」に認定されたと発表した。同社は1949年、世界で初めて魚群探知機を商品化。イワシの群れの正確な探知に成功したことで漁獲量が飛躍的に向上し、漁業に欠かせない装備として急速に普及した。」https://www.furuno.co.jp/news/general/general_category.html?itemid=1549&dispmid=1017
東洋建設、ケーブル敷設船 起工式。26年度上期竣工へ
東洋建設HPより引用。ルーマニアの造船所で起工式。
キール・レイイング セレモニーというのがある。キール(竜骨)を敷設する前に儀式を行いキールを設置し、その上にコインを置く、コインセレモニー。新造船の運命を祈る。バイキングに由来するらしい。
ルーマニアに造船があったんだ。。。ドナウ川が黒海に注ぐ。黒海からボスポラス海峡、ダーダネルス海峡からエーゲ海に出て、、
VARD社の造船所。。https://www.vard.com/shipbuilding
ルーマニアに二箇所、BrailaとTulcea
いずれもドナウ川(Danuve川)下流域に存在。
ドナウ川下流域はウクライナの穀物輸送に関わる。
ウクライナがズミイヌイ島という要衝を抑えることが港湾利用に必要。
ロシアの侵攻初期の2022年、2/24、ズミイヌイ島にはウクライナ守備隊がいたが、ロシア連邦軍によって占領される。ロシア海軍黒海艦隊の巡洋艦「モスクワ」は島の守備兵に無線で降伏を呼びかけたが、これに対し、ウクライナの守備兵がロシア語で「ロシアの軍艦よ、くたばれ(ロシア語: военный корабль, иди на хуй)」と答えた。イジナホイ!(男性器(ホイ)の上に(ナ)行きやがれ(イジ))は正確にはFUKYOUではない。男に犯されてこいや、と言うまでの意味だろう。スラブ系のswear wordはキツすぎて面白い。その後、ロシアが占領したズミイヌイ島をウクライナ軍が奪還した、という読売の記事から地図を引用。
イジナーホイの正しい発音↑
東洋建設は大株主に任天堂のファンドがいる。
任天堂がTOBを仕掛けたが買収の同意を東洋建設から得られなかった。1年半を経て2023.12、任天堂から終結宣言が伝えられる。だが30%弱の株を今も任天堂創業家資産運用会社が保有している。ファミコン戦争と言われる。
米TMV共同創業者 マリーナ・ハジパテラス氏、「ナッジ技術」応用へ
ナッジとは?nudge 注意を引くためにつつく、いわゆるツンツン。
ナッジ理論とは?経済的なインセンティブを変えたり、罰則で人を動かすのではなく、行動科学を利用したもの。行動変容を促すためのプロセスの工夫。
例)
「トイレをいつも清潔にご利用いただき・・・」の張り紙
選択肢を変えずに自由な選択を尊重しつつ、軽い後押しで行動を促す、ことらしい。
服薬コンプライアンス上昇のためにパッケージを工夫する。イラスト図解する、など。
よくわからん。今までやっていることを「それもナッジ理論」と言われている気がする。
川崎汽船、海洋地質調査で合弁。EGSと。日本籍船を投入
https://www.kawakin.co.jp/attachment/66fd2f56-8570-4f5a-b46c-58220a013c8a/%E6%B5%B7%E6%B4%8B%E5%9C%B0%E8%B3%AA%E8%AA%BF%E6%9F%BB%E4%BA%8B%E6%A5%AD%E4%BC%9A%E7%A4%BE%E3%81%AE%E8%A8%AD%E7%AB%8B%E3%81%A8%E5%9C%B0%E8%B3%AA%E8%AA%BF%E6%9F%BB%E8%88%B9%E3%80%8CEK%20HAYATE%E3%80%8D%E3%81%AE%E5%B0%B1%E8%88%AA.pdf
「洋上風力の発展に伴い需要の拡大が期待される洋上地盤の調査需要に対応すべく」
「地質調査船「EK HAYATE」が洋上ボーリングのサービス提供が可能な日本籍船として就航」
イラン産原油輸送、10社超に制裁。米OFAC
レバノンの親イラン武装組織ヒズボラの利益のためにイラン産原油やLPG(液化石油ガス)をシリアや東アジアへ輸送することに関与した十数社の企業と船舶、さらにイラン革命防衛隊(IRGC)のクッズ部隊に対して制裁を科した。制裁対象船舶には、シリアの著名な海運業者アブドゥル・ジャーリル・マラーと兄弟のルアイ・アル・マラーが所有する不正輸送船団の一部である4隻が含まれている。
↑そのうちの一隻 エターナルサクセスVLCC級
しょうゆ輸出額 過去最高。初の100億円超。日本食レストラン拡大
https://www.sbbit.jp/article/cont1/38107 より引用 2019年76.8億円→100億円
成田空港、CEIVリチウム取得へ。来年3月までに、5社が参加。安全な輸送体制を証明
The Center of Excellence for Independent Validators CEIVはIATA国債航空運送協会が策定した、航空輸送品質認証のこと。設備やスタッフ、運用などにガイドラインが定められる。
CEIVファーマは薬の取り扱い。
MEPC82、香港条約とバーゼル条約、二重適用回避へガイダンス
香港条約とバーゼル条約どちらも廃棄物に関連する国際的な条約。
JAL、バンコク卸売市場と協業。日本産生鮮品の輸出拡大へ
タイ バンコクの日本生鮮卸売市場「トンロー日本市場」
「日本のいいものを世界へ」のコンセプトの下、2018年6月にタイ初となる日本生鮮卸売市場として開業しました。
良質で希少価値の高い「日本の生鮮食品」を、「日本中の生産者と連携」し、「安心・安全」を礎としたJALグループの航空物流網・ノウハウを使って、「高鮮度・適正価格」にて現地のお客さまにお届けしています。
住所 :87 Soi Akapat (Thonglor 13), Sukhumvit 55 Road, Klongtan-Nua, Wattana, Bangkok
営業内容:日本産生鮮食材の業務用卸売、飲食提供、イベント開催 等
営業時間:9:00-19:00
定休日 :なし
東京港、水素燃料RTG稼働。大井コンテナ埠頭で荷役開始
タイヤ式門型クレーン(RTG: Rubber Tired Gantry crane)両端にタイヤ付きの脚を設け、地上にレールを設置しなくても走行することができるクレーンのこと
日本初となる水素を燃料としたRTGによる荷役作業を開始
三菱HCキャピタル、コンテナリース強化。2000億円投資、70万TEU新造
三菱HCキャピタルはコンテナリース事業を強化する。傘下の米CAIインターナショナル(CAI)を通じて昨年末に発注をかけ、今年約2000億円を投資して約70万TEUを新造する。2024年の発注規模としては業界最大となる見込み。海上コンテナ市場は世界経済の伸びに合わせ、今後も底堅い成長が見込まれる。新造コンテナの大量発注により市場の拡大を取り込むことで、三菱HCキャピタルグループの成長に寄与していく。
旧CAIは欧米系、BILはアジア系船社に顧客基盤を有する。世界の海上コンテナフリートは過去10年間、年平均4・5%の成長を続け、22年には5000万TEUを突破した(英ドゥルーリーなど調査)。そのうち、リース会社の保有割合は50%前後で推移。今後も新興市場を中心とした世界経済の発展に合わせ、海上コンテナ需要も一定の伸びが期待される。また、足元ではスエズ運河の航行回避による輸送長距離化や、中国の輸出ドライブなどが、コンテナ需要の押し上げ要因となっている。
鶴丸海運、双葉商会を買収。中国地方で海陸一貫物流
鶴丸海運(北九州市)は28日、広島市に本社を置く双葉商会の全株式を取得することで同社株主と合意し、株式譲渡契約を締結したと発表した。鶴丸海運にとって中国地方初の拠点となり、双葉商会グループを傘下に収めることで中国地方での海陸一貫物流の拡大を目指す。
内海造船、「にほんばれ」進水。初の自衛隊輸送艦
広島県尾道市の内海造船瀬戸田工場で2024年10月29日、防衛省が発注した輸送艦「にほんばれ」の命名・進水式が行われた。同艦は陸上自衛官が主体となって運用を行う。2025年3月に広島県の呉地区に新編される「自衛隊海上輸送群(仮称)」へ配備。この小型級船舶は、水深の浅い島嶼部にも輸送が可能な船舶として運用される。
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