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1月のカレンダーに松を歌ったものが複数あった。
のんどりと吹く初風や松の音
手にとれば松風わたるわかなかな
松は常緑で永遠とか長寿とか縁起が良い。ロシアやカナダの北極圏が北限で日本の冬なんかヘイッチャラ。一年中ある松、その季語は?常緑樹が相対的に浮かび上がる冬だろうか。と調べたら、「松の花」は春、「新松子」(しんちじり 青い松毬)は晩秋、門松を用意して歳神様を迎える準備である「松迎え」は12月ごろ、「松落ち葉」は夏、というふうに年間プレーヤーらしく前後に接続する言葉が季節を添える。
新年になって初めて吹く松風を初松風とか初松籟(しょうらい)という。広島の宮島は浜も山も松が多く生えている。初詣の境内の景色を思い出した。松が風でシューシュー音を出す様子から、茶道では湯が湧いた音を松風と言うそうだ。ウチでも使ってみよう(いやらしいか)。
松籟の「籟」らいは、笛の意味。
山籟、風で山林からヒューヒュー。
神籟、妙なる響き、優れた詩歌や優れた音楽を形容。
清籟、清らかな風の音。
清籟簫簫、せいらいしょうしょう、清らかで寂しい感じのする音。雨風、落ち葉など。
↓ウィキペディア画像、JNR特急「まつかぜ」。山陰本線の防風松だろうか。船舶名にもまつかぜはよく使われる。
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まとめ
・松風は風自体ではなく、風が松を吹き抜けて出る笛音のことも連想できる。
・初松籟はその年最初の松籟が聞こえて来ること、そのような年一番の風がふくこと。
・松+Xで季語になる。松自体は一年中盛んであるから。
コメント
今更ですが、あけましておめでとうございます
今年もよろしくお願いします(*^^)v
いつもながら、勉強になる記事、へぇ~と思って読んでます。
そして、このカレンダー、面白いですね。
自分も欲しくなりました(笑)
あけましておめでとうございます
歳時記カレンダー、シーガルという全然知らない出版社で今年初めて買いました。
トイレという空間は手持ち無沙汰で、文字がゴチャゴチャ書いてあるのを読むのは暇つぶしになります。
ウンコのことだけを想像して終わる虚しい人生のようなトイレ時間で終わらせず、なにか拾う時間にしたいという目論見です。
わざわざトイレで読書をするという人もおられるようですが、それでは本が穢れてしまうので出来ません。
便秘気味な方で滞在時間が長めの方にはオススメです。しらんけど!w
コメントありがとうございます。
旅する栄養士さんの一年が良い年になりますように⛩️
https://www.ito-ya.co.jp/item/45282182500561.html
歳時記カレンダー、シーガル、調べました。
それなりにお値段しますが、入手困難なようです。
って1月過ぎてるから当たり前か(^-^;
高橋書店の方は楽天とかで調べたら在庫ありになってましたが、シーガルの方が面白そうです。
面白い物を見つけるアンテナはさすがです!!
トイレという空間にそんな思いがありましたか!
何かを拾う時間…、それがいろんな探求心につながってるんですね~。
私は滞在時間は短くというモットーで生きてます。
気滞なのでストレスがかかると便秘になりますが、それでも信念を曲げるわけにはいきません(笑)
なので、歳時記カレンダーは冷蔵庫に貼ろうと思います(*^^)v
入手困難でしたか。カレンダーというより壁新聞みたいな情報の盛り具合で、
多分それをうるさいとかヤカマシイとお感じになる人も居ることでしょう。
読みふけるとトイレに長居して、小なのに大を疑われる濡れ衣リスクもあります。
強制的に静止させられ行動完了するまで次の行動が出来ない場所に読み物や広告は有効でしょう。
例えば電車を待つホームの広告、電車の吊り広告。
どうしても立ち止まる場所に読み物を吊り下げておく。冷蔵庫も良いかもしれません。
そのとなりの電子レンジがチンと言うまで読み耽る。ああ、でも今はスマホの時代でしたネ。
なるほど、それだと私にはお風呂が適している気がします(笑)
ぬるいお湯でお願いします。のぼせてしまいますよ(笑)。