東プレのREALFORCEキーボードを使用しています。正しく書くと、REΛLFORCE。所有は型番106が1台、108UHが2台、R3HA12が1台。
一度REALFORCEを使うと官能的な打鍵感は他に代え難く、ヨソにうつれません。静電容量無接点方式で機械接点ではないため耐久性が高く、10年は余裕で使用できます。2001年に発売されたモデル106は、主要キーが45g、小指で押すキーが30gの変荷重仕様。要するに小指は物理的にソフトタッチでの入力を受け付ける仕様。しかし経年で「A」キーだけ押し込みが超ソフトタッチでも感知するようになり、気を抜いて指をおいてよそ見していると「あああああああああああああ」と知らぬ間に入力されお客さんにそれで笑われることもあります。気付いた自分も「あああああああああああ!」。ちなみに106はPS2コネクタ(一般には紫色、当製品は白)。PC本体は代替わりしてもキーボードはしぶとく生き残ります。人類滅亡後にオーパーツ(消滅文明の遺物)として認識される可能性のある耐久性。
東プレは冷凍車のメーカーです。
東プレは、東京プレス工業が由来で、自動車プレス部品から冷凍車を手掛ける会社、なぜだかキーボードを作っています。東プレが静電容量無接点方式の特許を持っている関係があります。HHKBという日本のキーボードブランドも、東プレから供給をうけて製品を作っています。キーの押し込みがリニアでグラつき無く剛性感が高いです。過酷な使用に耐えうる頑丈な造りでデータセンターやATMで採用されているのも頷けます。いかにも日本製、過剰クオリティって感じが好ましいです。
パクリで有名な中華文明が静電容量無接点方式キーボードをだしていますが(NIZというパクリ製品)、店頭で触った限りタッチがフニャフニャで足元にも及ばず紛い物感は拭えないです。おそらく私は死ぬまで東プレしか使わない、つまり頑迷固陋で原理主義な東プレ信者です⛩️。日本製万歳🗾🎌。
東プレの特許 https://ipforce.jp/patent-jp-A-2016-95759
キートップを洗ってきれいになった記念に撮影。106と108UHのキートップを外し、超音波洗浄機(メガネ用)に浸しひとっ風呂浴びていただきスッキリしました。正しいやり方ではないと思いますが。
まずベテランの106さんの風呂上がり。いぶし銀。打鍵音はサクサクかパヒュパヒュ。ときどき「ああああああああああ」となるのが玉に瑕。それ以外問題なく現役で活躍中。キートップは擦り切れてテカテカです。
続いて108UHさんの風呂上がりです。一番のお気に入り。打鍵音はサクサクって感じ。
続いて御新造のR3さん。タッチはモクモクモクって感じです。打つたびに指に感じるモクモク感に胸がキュンキュンしております(変態)。もしかして私は変態なのでしょうか(病識あり)。やっぱり新しいものは良いです。白とグレーのキートップを踏襲したかったけれどラインナップされていませんでした。
私の異常なキーボード偏愛をしたためてしまい、気持ち悪くなられた方がいたらゴメンナサイ。先謝っときます、失礼しました。お読みいただきありがとうございます。
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