印欧祖語 men(考える・心)の子孫

インドネシア語のKementerian(省)の語源を調べた。Ke-menteri-an、mantri「王のそばで考える人、助言する人」と言う意味のmantriがインドネシアに入ってMenteri(大臣)になった。大臣を囲うのが省。メンテリがメンターやマントラと似てると思い深堀りしたら印欧祖語men(考える)が、モンスター、メンター、コメント、マントラとつながる事がわかった。

Mentor メンター 英語、ギリシャ神話のメントールから。この名前自体もMen「考える」から来ている。最近よく耳にするメンター、助言する人。

Mantra 真言、マントラ サンスクリットの考える(Man)ための道具(-tra)このManが印欧祖語のmenから来ている。

Comment これも語源はcom+men 共に+考える。

Mental men心、知性、考えること、から来ている。

Monster ラテン語のmonstrumからで、さらにmoneō (“advise, warn”) +‎ -trum (suffix forming instrument nouns)に遡る、このmoneoが警告する、思い出させるという意味でMen-考えるから来ている。(鬼が一年に一度降りてきて「いい子にしてろ間違ったことをするなと警告」する日本各地の行事を思う。モンスターも同じ役目「警告」から来ている。鬼とモンスターとは近しいのだろうか)https://en.wiktionary.org/wiki/moneo#Latin、ちなみにモンステラという観葉植物はモンスターみたいな葉っぱと言う意味。

Memento Mori 死をわすれるな、メメントモリのメメントが心に止める、コレもmen繋がり。メモリも。men心と言う場所にデータをとめる、から来ている。

mania 狂気とか躁状態とかネガティブなイメージで使われる。古いギリシア語を経由して、印欧祖語の*mn̥yétor (“to think”)から、これも-menから来ている。知性が溢れ出した状態、何かが取り憑いて制御できない様子。狂気と創造性は紙一重。優れた詩人や芸術家が統合失調症に基づく場合がある。

De-(失う、離れる)、-mensia(心、知性 = *men-)、認知症

脱線ばっかりしております。もっとも、脱線のほうが面白いわけですが。お読みいただきありがとうございます。

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