星座図はステラリアムを参考にしています。
阿智村の星の続きです。
2022/3/8 19:54 阿智村 南南西の空になります。
自分で撮った写真に星座図を書き込んでみました↑。
馬(いっかくじゅう座)あたりからふたご座、ぎょしゃ座方向に天の川があります(ザラザラしているところ)。ステラリアム画像で天の川の場所が確認できます↓。
蛇足になりますが、上の範囲に出てくる有名どころの星雲について、個々に画像を探してみました。
いっかくじゅう座 MONOCEROS 頭のところにあるNGC2244 別名ばら星雲。
ぎょしゃ座 AURIGA 発音は”アウリーガ”[äu̯ˈriːɡä]
ぎょしゃのモデルはアテネ三代目の王様エレクトニウスとされますが、それより遥かに昔のバビロニアの時代から牝山羊を抱く老人の意匠があり、それがずっとあとのギリシア時代にになってエレクトニウスという4頭立ての馬車を発明したアテネ王エレクトニウスが当てはめられ、ギリシア神話が広まるに連れ、この五角形は一般に馭者の形と考えられるように成ったものとされています。しかし星座絵の方は古いバビロニアの牝山羊を抱く老人のままです(要するに下図のおっちゃんは馭者じゃない)
ぎょしゃ座の一番星Capellaの語源はcaper、Diminutive of caper (“goat”)で牝山羊とされています。
おうし座の2つの星団について。右方にプレアデス星団、中心部分にヒアデス星団が見えます。
ヒアデス星団(おうし座の顔の位置)です。日本では釣鐘星と呼ばれていました。中国では畢宿。
ギリシア神話では、ヒュアデスは7人(or 8人)姉妹、プレイアデスも7人姉妹、同じアトラスを父ちゃんとする異母関係。アトラスとうちゃん頑張ったナ。
プレアデス星団 和名「すばる」、中国では昴宿。このブルーがSUBARUの車のイメージカラーである青の由来です。キモオタブルーと呼ばないでネ。
続きまして。。
オリオン座のM42、オリオン大星雲
オリオン大星雲の中心部には、4重星のトラペジウム (Trapezium) を主要な構成メンバーとする、非常に若い星からなる散開星団があります。
続いてかに座のプレセペ星団
M35 NGC2158です。ふたご座のカストル側の足元にあります。
左上にM35と右下のNGC2158です。
続いてぎょしゃ座の3つの星団です。もやっと見えました。
M36 私の写真にもぼんやり写ってますが、実際は星の集まりです。
M37はこちら
M38はこちら。
かに星雲 Crub Nebula で締めくくります。おうし座にある1054年に出現した超新星の残骸です。大変明るく光ったことについて世界に古文献があり、藤原定家の日記にも記載があるそうです。
今はこうなってます。
約1000年経った現在でもガスは毎秒1100kmの速さで四方に広がっているそうです。
お読みいただきありがとうございます。
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