北海道(7)羅臼港 中標津

2019.9.14 知床発、羅臼、中標津

羅臼港。

トビニタイは羅臼町にある海岸町の旧字名でこの地にあったらしいトビニタイ文化は樺太につらなるオホーツク文化が源流でクマ崇拝が特徴。9世紀に南から擦文文化が南方から進出した結果、樺太とトビニタイ地域の連続性が消え、擦文文化に囲まれる形となり、最終的には吸収消滅したようです。オホーツク文化の小区分としてトビニタイ文化てことですね。13世紀初め頃にトビニタイ文化は姿を消しましたが、斜里町ウトロ地区などの遺跡からクマ崇拝遺跡が出たそうです。擦文文化にはクマ崇拝はないので区別されます。

トビニタイ文化について知りたく羅臼町郷土資料館を訪れましたが残念ながらおやすみでした。廃校を再利用しています。

中標津に宿泊。ホテルみたいな味気ない宿に泊まるぐらいなら、ペンションフォルメンをオヌヌメします。おっちゃん1人でペンションは、蛮勇にやあらむと二の足を踏むことなかれ、ビジネス客のおっちゃんのほうが多かった。年頃のおばちゃん達が暖かく迎えてくれます。壁紙も花柄で新しく、床も磨き上げられていて建物も新しくとてもきれい。庭も手入れが行き届いていました。北海道旅行らしさという先入観からはやや離れるけれど、間にここを入れるのも良いですね。一泊7000円ちょっとで美味しい料理も付きました。

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