SDカードの記号が多い。自分用の知識整理記事です。
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UHS規格 :I(最大104MB/秒)
スピードクラス(書き込む速度最低保証)は、使用する規格(機械側の要件)によって速度が異なり、2つ記載される。
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UHS規格機器使用を条件としてその最低保証速度で分類したのが、UHSスピードクラス。UHSスピードクラス1が10MB/s以上、UHSスピードクラス3が30MB/s以上。記号の意味、UHSを表すUの字のなかに3
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スピードクラス(書き込む速度の最低保証)ふたつめ、SD10(UHS規格をつかわない時の最低保証スピード10MB/s) SDスピードクラス10と読む。記号の意味は、Class のCの中に10。Class4が4MB/s以上、Class6が6MB/s以上、Class10が10MB/s以上。
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転送速度(読み出し書き込み速度):95MB/秒(最高スピード)
クラスの中での性能差を見るために使えるが、特殊なリーダーを要件とする場合もあり注意が必要。
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ビデオスピードクラス(ビデオ前提の書き込む速度の規格 最低保証):V30
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機器との互換性 :SDXC
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容量(書き込める量) :64GB
ざっくりとしたクラスと規格の理解として
クラスは最低速度を保証する。分類 柔道の体重別階級みたいなやつ
規格はハードウェア側の物理的条件でそれ以上出ない上限が決まる。
UHS3はUHS規格機器で使う場合にのみ30MB/s以上出て、UHS規格機器を使わない場合のSDスピードクラスを次のように併記する。
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例えば”UHSイチ”を、UHSスピードクラス1なのかUHS規格Iなのかを聞いただけでは理解しにくい。UHSスピードクラスを一桁の1.3としたから、UHS規格I.II.IIIと混乱する。
文字種I.II.IIIはUHS規格で、1.3がUHSスピードクラスに使われている。UHS-IはUHS規格1であり、UHS-1はUHSスピードクラス1。
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UHS-Iは2010年に登場。UHSはUltra High Speedの略。理論値でUHS-Iは最大104MB/秒、UHS-IIで最大312MB/秒、UHS-IIIで最大624MB/秒まで対応(ハードが上限を制約する)。IIIはまだ市場に出ていない。UHS-IIは端子の数が倍ぐらい多いから実物を見ると物理的限界をハード側の変更で乗り越えた感がわかる。つまり規格が上限を制約している。ただしUHS-Iでも、特殊なリーダーを使うと104MB/s以上出るものがある。
最大転送速度について。
UHSスピードクラス3が最低保証速度30MB/s以上を保証し、UHS-Iで規格上104MB/sが上限となるが、その30-104の範囲で最大95MB/s出ますと言う能書きをしてある。サンディスクのSDカードでUHS-I規格上限の104MB/sを超えて、200MB/sと転送最高速度を書いてあるものがある。サンディスクの特殊なSDカードリーダー使用前提でしか実現できないのに、そう書いてあると、素人目には数字が大きいほど良いように勘違いする。サンディスクのカードリーダーをわざわざ10000円ぐらい出して買わないと意味がない数字。
UHSスピードクラスはUHS規格(ハードウェア、機械側の要件)があって初めて出る速度。
UHS規格Ⅰの上限104をを超えた記載のある場合、特殊なリーダーが必要。
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