iPhoneに向かって、スティーブンさんのことを調べようと思って、「steven ˈstiːvən・・」音声入力で何度やってもStephenステファンと出てくるので、俺、発音下手だなぁ!日本人だしね!でも結論、Stephenをスティーヴンˈstiːvənと読む、何やそれ、英語てわけわからん。まあ、ツクモと入力して九十九が出てくる我が日本語と比較すれば大したことはないのだが。
もともとはStephenがギリシャ語に由来し、それが英国に来たときは古英語の時代で “f” が有声音の “v” に転化するルールがあったのでˈstiːvənと読むようになった。なぜスペルを変えなかったか、聖書に由来するから。
どんなfがvに有声化するかというと、「古英語では有声音に挟まれる場合にfがvに有声化する」たとえばwolfはwolvesになる。wifeはwivesになる。lifeはlives、elfはelves、knifeはknivesに。例示したものは発音変化に従いスペルが変化した。そもそもStephenはギリシア語Stephanusからで、聖ステファノという新約聖書に登場するユダヤ人キリスト教徒のこと。彼はギリシア化(ヘレン化)したユダヤ人でユダヤ教を批判し石打で殺された。キリスト教徒として最初の殉教者。Stephenという単語がイギリスに入ってˈstiːvənと発音されたあとも、聖書に載ってる聖人のスペルまでは変えられんもんね。発音とスペルの乖離はそこにいきつくと考える。
投資本を無料で大和証券がくれると言うので申し込んで届いた。Stephen Schwarzman という人の本。もちろんスティーヴンˈstiːvən・シュワルツマンと読む。ブラックストーンの創業者。大和証券が介在してブラックストーンファンドへの個人顧客を集めている様子。大口の年金が投資したあとに、最後に個人に降りて来るし、手数料比較を自分ができないから私には難しそうだ。
他人の問題にも真剣にアイデアを出そう。困難な立場にある人の問題解決の方法は、自分ではなく他人の問題を解決することに答えがある。厳しい状況の相手に寄り添う。誰にでも夢があり、他人の夢の実現のために手をかそう。投資哲学の本というよりは自伝と人生哲学の本のようです。
まとめ ˈstiːvənはStephenで、キリスト教徒最初の殉職者に由来します。
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