下位蜃気楼

東京湾に石油掘削プラットフォーム出現?

・・・・ではないです。

拡大します。よく見るとタテに並ぶ2つの光の間に、水平な折り返し線があるように見えます。

今日のように急に寒くなったときに見られる下位蜃気楼です。

水平線もゆらゆらしていますが光の屈折のためで海が荒れているわけではありません。

折り返しの線より上が実像、折り返し線より上の部分が光の屈折で下側に反転して見えています。折り返し線より下は、本来見えるべき海が見えず、虚像だけが見えているためにこうなります。海が暖かいため海表面空気が暖かく、上空の空気が冷たいときに、温度差のある境界面によって生じます。

別の日に撮った洲崎灯台(千葉)の夕日です。

太陽にタコのあしが生えたみたいになっている部分も、下位蜃気楼です。左の島も浮いて見えます。浮島現象とも言うようです。最後の写真だけ洲崎灯台です。

曇っていたのですが、チラッとお陽さまを拝めました。

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