調べた言葉のメモです。忍者小説に「魔睡」がでてきたので調べていたら森鴎外の魔睡と言う題の小説があったから読み始めました。魔睡は催眠術のこと。
字が難しかったり、ドイツ語をそのまま使ったりしてるけれど、そういう上っ面を除外して残る内容に、私は興味を持てず。。。評価・クソ 全然面白くない。
森鴎外は面白くないと子供心に思ったけれど、今読んでもつまらんw
その議論は往々わうわう快刀乱麻を断つ檗(がい)がある。
檗 黄檗宗のバク。キハダのこと。
・埃及烟草 エヂプトタバコ エジプト産の葉タバコを原料に用いた紙巻きタバコ。
・烟草を銜へて考へた・・・銜 ①くつわ(轡)。くつばみ。ウマの口にふくませ、手綱をつける金具。「銜勒(カンロク)・(ガンロク)」 ②ふくむ。物を口に入れる。「銜枚(カンバイ)」 ③くらい(位)。「官銜」
・Schillerpreis =シラー賞
・伯林 =ベルリン
・拠所無い(よんどころない)拠り所がない、から。たよりにするものがない、→しかたない
・Klimakterium =menopause「一体 Klimakterium であんな風なのは、初から神経系病の方へ持つて行くのが好かつたのだ。」(笑www)
・Casuistik =詭弁、こじつけ、決疑論
・兜児(かくし)からパイプを出して =かくしはポケット
・主人は格子戸の中の叩の上に、今帰つた客の靴を直す為めに、据ゑてある根府川石(ねぶかはいし)の上から、脇わきへいざらせたらしい千代田草履のあるのに目を着けて、背後に膝を衝いてゐる女中をかへり見て問うた。
根府川石(ねぶかはいし)根府川石は小田原市根府川・米神間に分布する溶岩流で、板状節理が極めて良く発達
・千代田草履 明治末期から大正初期に流行した安物の空気草履。表を友禅の別珍、裏を組麻にしたもので、ばね仕掛にして台の中間に空気のはいっている感じを出した。婦女子や子供に多く用いられた。
・魔睡術は確に細君の身に功を奏したに違ない。功を奏したとすれば、細君の魔睡に陥いつた間に磯貝は何をしたか。・・・魔睡術=催眠術
・博士に多少の慰藉を与へることであらう。・・・ =慰謝
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