2023/01/09 8:13

長蛇が気になっていたお店、帰国日の朝ごはんとしました。地元民が行列をしている店で外れたことはありません。ヘルメットを被ったまま注文する客が多い店は地元民に愛されるサイン。
頼んだメニューは肉焿湯米粉。構成です、汁に油はあまり浮いておらず、あっさりしたスープ。肉団子はイカ団子か日本の正月のかまぼこかのようなゴム的な強い反撥力と複雑な風味のある肉団子で不整形であっても強いまとまりがあり、噛み切れないほどではない歯ごたえが十分で食べごたえがあります。グルテン感があり良く練ってあるのでしょう。粗挽きの組成で豚だけではない味がしました。帰って調べると、からくりがわかりました。豚肉に魚肉のすり身を混ぜて作ってあり、かまぼこ感とメモした私の印象は当たらず遠からずでした。カリカリの揚げにんにく(茶色の粒)とパクチーがアクセントとして入っています。芽の色が茶色いシャキシャキもやしも入っています。相席の向かいの地元民は唐辛子のタレをいれて味変していました。真似して入れましたが入れなくても美味しいかも。魚介の味と豚肉が同時に味わえる練り物、、、あ!横浜のシウマイの餡と食感が似ているかもしれません。
朝の出勤時間ですが、待たずに入れました。昨日通ったときは15人ぐらいが行列を成していました。

看板の左端に「30年老店」と。10年ごとに看板をやり直すのだろう。「企鵝文肉羹店」「鵝」はガチョウで、緑のシンボルマークはガチョウと思ったら、「企鵝」が漢語表記のペンギンでした(企は爪先立つの意)。店員さんの黒いTシャツはペンギンを意識しているのかもしれないです。

店員さんの頭の右上に皇帝ペンギンの図案があります。企鵝文肉羹店はさしずめ「ペンギン印・文さんの肉団子店」。もし、企鵝文肉羹店の順序を入れ替えて「文企鵝肉羹店」だったら「文さんのペンギン肉団子店」になってしまってやばいです。お店の名誉のために断言します、絶対に使ってないと思います。私にはペンギンの味はしなかったですから。
<参考サイト>
・企鵝文肉羹店|捷運雙連站超過30年的老店炒麵配上肉羹真的好吃
企鵝文肉羹店 103台北市大同區民生西路59號
コメント