地表近くに灰色の層があります。上空には雲ひとつなく良い天気なのに、地表の霞のためにフィルターがかかったような視界。
15度まであがり、暖かい1日でした。高気圧に覆われると上空から地上に向けて下降気流が発生、そのために、地表近くの塵埃が上昇できず逆転層に阻まれ、塵埃が光を散乱させるために霞むのだそうです。
近くの管制塔すら霞んでいる。
飛行機を撮るのをあきらめて、飛行機に関わる人々を。航空機給油用特殊車両。
Obbliとは?
「Obbli(オブリ)」は、三愛石油が平成14年に導入したコーポレートブランドです。変化の激しいエネルギー業界の中で、三愛石油グループは「顧客、地域、社会と共に、良い関係を結んでいく」ことを決意し『エネルギーサービスNo.1カンパニー』を目指します。そのために、お客さまからいただいた「ありがとう」の言葉を大切に受け止め、自らのエネルギーに変えて地域社会の発展のために邁進していきたいと願っています。
三愛石油 HPより引用 http://www.san-ai-oil.co.jp/company/brand/
オブリガード(ありがとう)から。航空燃料を給油しているんですね。flammableって書いてあります、燃えやすい、引火性。
つづいて
トラクター+ドーリー
どこのメーカーだろう。なんか楽しそう・・・、なわけない。公道は走れるっすか?、走りたいのか、はい走ってみたいっす。。むり、走れねえよ。芋虫みたいに蛇行するのがみててたのしいっすみたいなことを話しているのだろうと妄想。
あった。高そう。トヨタ製でした。単騎だとゴルフカートみたいですけれど。お値段は書いてなくて、お客様相談室がありました。しかし連絡する勇気がありません。
ゴルフカートと侮るべからず、3500ccもあります!!!ダウンサイジングのご時世、いいっすね。ビバ!大排気量大出力。
続いて、空港内のバス、マクロ像です。
拡大を上げます。
東京空港交通株式会社の文字が確認できます。そういえばこのカラリング、空港の外と街とをつなぐリムジンバスと同じ塗色、経営は同じでした。
愛称は「Airport Limousine (エアポート・リムジン)」。「エアポート・リムジン」の名称は、東京空港交通の登録商標である(商標登録番号第3061014号)。社是「Friendly」はバス車両の側面にも大きく書かれていたが、2019年からの導入車両より「Friendly for all」と新たなロゴへと変更されている。
wikipedia 東京空港交通
フレンドリーというのが唐突な感じがします。発足当時、GHQの占領が開けて間もない頃、外国の航空会社の白人スタッフを宿舎に運ぶリムジンとして始まったようですから「フレンドリー」という社是も邪推すればなにか関連があるようなないような。片言しかしゃべれない運転手さんがニッコリ「フレンドリー」にはにかむ姿を妄想。戦後になにもないところから「日本空港ビルデング」という会社が空港施設づくりを主導し、その一部門としてバス会社「東京空港交通」ができました。今は空港ビルには結婚式場や会議場もあります。
次です。かっこいい小さめのジェット機が大型機に負けない結構な音をさせて着陸、脇道をタクシーして再び離陸。練習?お金持ち?ゴーン?
機体番号JA012Gから調べると、セスナジェットで国土交通省の機体でした。よく見るとFlight inspectionと書いてあります。検査専用機、さしずめ飛行機界の黄色い新幹線、イエロードクターに近いのか。
保有 国土交通省 航空局
機種 Cessna 525 CitationJet
モデル Cessna 525C Citation CJ4
製造番号 525C-0237
安全を検証するために飛んでいる、ありがとう航空局さん。日夜安全のために検証をされているのです。感謝。以下PDFは上記の引用元。
https://www.cab.mlit.go.jp/tcab/img/duties/pdf_wecpnl/fc2112.pdf
2017年から検査機器を積んで運用されています。
続きまして、トーイングしているトーイングトラクターさん。飛行機はプッシュバックされています。トーイングトラクターにはブルドーザーほどのパワーがあります。小松製作所製。
進行方向からするとリアの顔が見えています。前照灯がついていますがリアです。前照灯は前後についていて前後の見分けがつきにくいです。JR貨物のディーゼル機関車DD51のよう、反対側にもハンドルが見えます。コマツの文字の左下(グリル網のそば)、WT250Eの型番が薄く見えます。
WT250Eの型番を頼りに小松製作所のHPでフロント顔を拝見しますと、、、笑。笑っちゃいけない、なんかシュッとしたキュートなお顔。
良いお顔です。正面から見るとまるでランボルギーニ・カウンタックLP400みたいです。飛行機の丸い鼻と当たらないようにシュッと「流線型」になっています。リトラクタブルライトみたいでかっこいい。設計者、多分狙っていると思います(妄想)。
続いて見えてきたのは株式会社ENEOSスカイサービスの航空機給油車輌であるフューエラー。冒頭にもお示ししましたobbli社(三愛石油)とは別に、色んな石油会社が働いています。
<参考>
https://www.sky-service.co.jp/newsrelease/20200214.pdf
車体のENEOSロゴの横に「JET A-1」と書いてあります。
JET A-1 は ジェット燃料のことで、ジェット燃料の種類は成分により「ケロシン系」「ワイドカット系」の2つに大別されます。ケロシン系の民生用がA-1、軍用がJP-8。ワイドカット系でよく使われるのがJET Bで、軍用規格のJP-4と同じ。JET Bは比重が軽く、低温・高空での着火性が良いことが特徴で、極低温地域において使用されるそうです。(参考 wikipedia)
最後までお付き合いいただきありがとうございます。お散歩して、家で復習すると雑学が増えて楽しいです。
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