隕石の真贋の見分け方

①中心核の部分が落下すると「隕鉄」(鉄隕石)です。

②小天体の中心核とマントルは明瞭な境界があるのではなく、境界領域では金属鉄と岩石が混在します。 これが「石鉄隕石」の起源と考えられています。

③マントル部が落下すると「石質隕石」です。

それぞれについてかいつまんでご説明させていただきます。


①隕鉄の特徴

ウィドマンシュテッテン構造が特徴。

ニッケル結晶がゆっくり成長することによってできる構造で、隕石の真贋を見分けるときに用いられます。一本の筋が育つのに何万年もかかる。これをおぼえておけば、偽物隕石をつかまされて”スッテンテン”になることを回避できる、それがウィドマンシュテッテン構造です。


②石鉄隕石とは

Fe-Ni(鉄ニッケル)合金(下記写真の黒いところ)とケイ酸塩鉱物(宝石みたいなところ)とから成る隕石。地球ではこのような組み合わせの岩石は存在しません。


③石質隕石 コンドライト

ケイ酸塩鉱物から成る隕石のうち、丸いツブを含む隕石。 
(一度融けた岩石や金属の液滴が急速に冷えて固化したときにできたもの)

Chondrules (Grassland) クランキーチョコみたいですね。

生物誕生に欠かせない有機物は、生物にしか作り出せないものと定義されましたが、最初に生物がこの世に生まれる前に有機物がどのように地球に存在したかというのが疑問でした。

元素の混合気を放電させると、アミノ酸ができることが50年前にわかりました。しかし、昔の地球の大気条件(還元性が低く二酸化炭素を主体とする)では作れないことがわかり、では、有機物はどこからもたらされたかという問への一つの答えが隕石や宇宙塵、彗星、小惑星でそこに含まれていたアミノ酸が生命の材料になったという説です。

もしそうなら、私たちの体が、宇宙から地球にもたらされた素材をもとに最初にできたってことになります!👽ワレワレはウチュウジンカ!?

右手を鏡にうつしたときに、左手と同じになるような関係を鏡像関係、化学構造が鏡像の関係にあるものを鏡像異性体といい、手の右と左みたいに一対になります。重ねあわせることができないので別の物質となります。

鏡像異性体はタイプを右左に分けますが、ギリシャ語の右と左が dextro levoなので、右をD、左をLと呼びます。面白いことに地球生物は基本L体のみを使っています。しかし、その理由はいまだわかっていません。宇宙に起源を求める説があります。マーチソン隕石ではアラニンのL体が1-2%多かったのでした。その差が不斉に増幅されて差が出たという仮説です。

いつも読んでいただきありがとうございます。

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